阪神タイガース2001

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想いを繋げ

12/6 のむさんの3年間から学んだこと
・FAしそうな選手に期待しない(新庄)
・バッ太郎には期待しない(大豊・藪・川尻)
・助っ人に期待しない
・内容がどうだろうと結果が出なかったらケツ巻いて逃げろ。 その方が身の為
・OB、マスコミを含めた世論への対応を練る
結果主義型(勝てばいい)人間には 「こういう構想で何年後に強くなりますが今は最下位です」と 覚悟を強いておく。 そして公約を守れなければ現場・フロント全員辞任。 原因究明型(なんでやねん!!と突っ込んでしまう)人間には 全ての事々について説明を。 内輪重視(外様はいらん!!)人間には あーうー…これはどうすればいいんだろう? 弱くても誰もクビにならないパラダイスにするしかないか? そして運が向いてくるのをただひたすら待つのみという… ああ、こればっかりはイヤだ勘弁してくれ 一言言っておくが練習すれば強くなるわけじゃないぞ それでスタートラインに立つだけなんやで。 結果主義と原因究明 どちらも満足させられる運営方法はあるかもしれない。 例えば 「敗因は克服するのでなく切り捨てる。そして勝因を伸ばす」 10の勝因を持つ選手でも12の敗因を持っていたら切り捨てる。 無論、勝因と敗因が逆転する可能性があるかどうかの見極めは必要。 また、見極める余裕が球団にあることも重要。 人事変更が頻繁に行われるため内輪型からは批難を浴び続けることに なることは覚悟しておくべし。
・一代でどうこう出来る程甘っちょろい状況ではない。 想いを繋いでいくことが大切

以下は元々上記の補足用に普通の日記用に書いた文章だったのですが 気づいたら補足どころではなくなっていたのでこっちに転載しました。

のむさんの3年間でタイガース関係者(ファン、OB、マスコミ含む)には 大きく分けて3タイプいることが分かりました。
結果主義型
結果が全て。今は最下位脱出という結果を望んでいても そうなったらそうなったで上を望み、 ゆくゆくは優勝以外望めなくなるであろう、 多分永遠に満たされないタイプ。ジャイアンツファンになった方がいい。 結果が出なかったらすぐに「責任を取れ」「恥ずかしくないのか」 と言うのが特徴。
原因究明型
私はこれです。勝てば文句はないが 負けた時に「なんで負けたのか」彼らが分かっているのかどうかを知りたい、 彼らが分かっているなら今後に活かしてくれそうに思えるから、 そういう思考です。 勝負事なので絶対負けはあるのです。 その原因を究明し次に活かせなければ、 よしんば最下位脱出出来ても優勝はとても無理です。 ちなみに今年のバファローズを観て 「勝因を究明しそれを伸ばす」という方法もあることも学びました。 このタイプは他の型に対応しやすいのが特徴。
内輪重視型
「外様はいらない、内輪だけでなんとかしよう」という考えの人から 「来るのはいいけど出すのはいや」という人まで、 人事異動を嫌がるタイプ。 そりゃそれで強くなれればいいにこしたことはないが 今のプロ野球でそれが難しいのは周知の事実。 結果、「弱くてもいいから」という理解し難い思考に辿り着くことも。

ちなみにこれらのタイプの融合型も存在する。 例えばマスコミや某OBなどは 「内輪重視結果主義型」であり、一番手に負えないタイプだ。 それを実現するにはドラフトの完全ウェーバー制導入が先やっちゅーの。 OB会でそういう圧力はかけられんのかいな?
現在候補に挙がっている人達は一体どのタイプに相当するのかを 考えてみた。 仰木さん・星野仙一は原因究明型だ。 一見仙一は結果主義型に思えるかもしれないが、 彼の選手放出・補強は「出すべきを出し獲るべきを獲る」 つまり「敗因を廃し勝因を伸ばす」 そういう内容であった。仰木さんの選手起用は理解出来ないファンには 一生着いてこれないものなのは最早有名ですね。 岡田・木戸は内輪重視型…なんてのは最早説明不要ですな。 ちなみに結果主義の方々に沿う監督など存在しません。 逆に言えばその辺のおっさんでも勝てば文句言われません。
さて、のむさんはどうだったでしょう? のむさんは就任一年目、打の軸に「新庄・大豊」を据え 投の軸に「藪・川尻」を据えました。 そう、「勝因を伸ばそう」としたのです。 結果、新庄・大豊はなかなかの成長を見せましたが、 結局二人ともいなくなり、藪・川尻はサッパリさんという結果に終わりました。 さらにのむさんは竹内を筆頭とする色んな意味でのタイガースにとっては ガンであった選手達を次々と放出していきました。 「敗因を廃していった」のです。あとは敗因に成り下がった藪や川尻や今岡を 放出してくれれば完璧だったのですが…。 ちなみに、のむさんが「勝因を伸ばそうとしていた」ことに気づいたのは つい最近のことでした。僕は今までずっと「敗因を克服する」ことしか頭に ありませんでした。ところが他球団ファンの人から「勝因を伸ばす方が楽」 と言われ、ふとのむさんの3年間を思いやってみると、 確かにのむさんもそれをやろうとしていました。 のむさんからは色んなことを学びました。 そして、これからもまだいろいろ学べる、そのハズだったのです。 嫁はんの逮捕というあまりにも残念過ぎるオチに終わってしまった のむさん。それを観て喜ぶ他のタイプの人達。正直、悔しいですが、 これだけは言えるのです。 「これは決して原因究明型の負けを意味するものではない」と。 だから私は「希望を持って我慢の出来るチーム作りが出来る人」を次の監督に望みます。

12/5 私の考え一気放出
本日、野村克也監督夫人・野村沙知代さんが逮捕されました。 これにより当然、野村監督も解任となるでしょう。 これは「道義的」には納得出来ます。タイガースファン的には納得出来ませんが。 てなわけで、これまで隠密裏に書き溜めてきたネタを放出します。 全て当時の原文のままです。
11月20日
彼らは何をしたいのか分からない。 彼らの過去を振り返っても、 彼らは決して、OB監督だからと言って 協力的だったことは無かったと思う。 岡田ならバックアップするのか? 疑問だ。この辺は皮肉を込めて 「楽しみ」と言っておこう。 サンスポはよく頑張った。 いや、あれが当然の姿勢か。
彼らは、球団が誰のためにあると思っているのだろう? 実際、世論がのむさんをどう思っているかなどは 関係ない。確かに彼らはこう言ったのだ。 「批判の多いOBも岡田なら黙って応援する」と。 「批判の多いファンも応援する」ではない。「OB」だ。 それでも我々タイガースファンはタイガースファンを辞めない。 何故か?「しょせん娯楽」だからか? ダメダメな報道陣、ダメダメな球団、それでも減らないファン… もう、この袋小路から逃れる術はないのではないか? 前も書いたが、阻止限界点は1985年の優勝よりも もっと前だったのではないか?そう思ってしまう。 奇跡的に岡田が名監督で、奇跡的に助っ人が当たって、 それでもどうかというところじゃないかタイガースよ?
11月21日
『球団内部には「岡田はまだ若い。失敗を避けるためにも、 もう少し勉強する時間が必要」という意見もある。 しかし、脱税問題での監督解任が12月にズレ込む可能性も あるのに加え、他の候補者では本社−球団間の意見が 一本化できなかった。  「一度は監督をやらなければならない人材で、 昇格はもっとも常識的。野村監督に なにかと批判の多いOBも岡田なら黙って応援する」(本社首脳) という意見も、岡田昇格の流れを固めた。』(サンスポより抜粋)
のむさん解任はいいんです。 嫁はんがそうなってしまっては当然でしょう。 ただ、この文章にはすごい違和感を覚える箇所がいくつかあります。 「脱税問題での監督解任が12月にズレ込む可能性もある」 なぜそんなにずるずる引きずるのか? 解任するならぱっと解任すればええんとちゃうんか!? 何故それが出来ないか。理由はこれだ。 「岡田はまだ若い。失敗を避けるためにも、もう少し勉強する時間が必要」 「他の候補者では本社−球団間の意見が一本化できなかった」 のむさんが5月に辞任届を出した時、 「岡田はまだ早いし他に人材もない」という理由で ムリヤリのむさんを続投させて、身辺問題が報じられても 無意味に引っ張って引っ張って… でも結局なんの状況打破もできなかった。 繋ぎの監督を据えることすら出来ず、 結局岡田が人身御供になることになってしまった。 岡田を中村勝広や藤田平の二の舞にするつもりか!? 「常識」とは一体何をさして言っているんだ!? ギャーギャー騒いでるOBどもに言いたい。 お前らは岡田への繋ぎの監督をやると何故名乗り出ない? それとも、岡田なら勝てると思っているのか? 最早このような球団を応援し続けるには、 ヒネたファンか楽観的なファンか盲目的なファンか 悟ったファンしかいないのではないか? もういい。勝率5割もあきらめた。 最下位でもいい。せめて東京メッツみたいに おもろい野球が出来る球団になってくれ。 幸い岡田監督下なら練習量は確実に増えそうだ。 5回を待たずしてテレビを消すような そんな試合だけは減らして下さい。 野村克也ほどの人材をもってしても どうしようもない球団には それくらいしか出来ない。 そう思います。
記述日不明
早速岡田が切れた。 しつこい報道陣に我慢ならなかったらしい。 元々、岡田は選手時代からマスコミとの 相性はよくなかった。 バース・掛布亡き後の弱小タイガースを ミスタータイガースとして、4番として、 選手会長として、支え続けた岡田だったが、 それゆえにマスコミやファンの批難の矢面に 立たされたのも岡田だった。 時は流れ、和田の成長もあり、 運命の92年、亀新フィーバーにより 岡田は完全にチーム内での居場所を失う。 そこを狙ったかのようにマスコミから不倫騒動で 叩かれまくり、93年オフにはタイガースを自由契約に。 ブルーウェーブへ移り、引退後二軍監督補佐の座に就いた、 にも関わらず彼はタイガースに帰ってきてくれた。 幹部の椅子を用意してくれたブルーウェーブを飛び出して、 ボロ雑巾のように自分を捨てたタイガースに、 彼は帰ってきてくれた。 そんな彼を、再び球団とマスコミは食い物に しようとしている。 岡田を食い潰した後、次は誰を食い物にするのか…。 最早監督に出来る人材はそう多くは無い。 のむさんの様を観て外様の人ももう引き受けてくれないだろう。 奇跡的に岡田阪神が強くならなければ、 タイガース滅亡の日は近い。 そう思う。
以上、放出終わり。
さて、それではこの一連のゴタゴタに関して、 自分の意見・スタンスをここに記しておきましょう。
「3年連続最下位でも続投」について
これは私は「若手が育ってきている現実」を選択し、続投大賛成派である。 「3年連続最下位という事実」を選択した続投反対派の方には 「就任当時、新庄・大豊・藪・川尻以外に投打の軸として期待する選手がいたか?」 と問いたい。メンツを観ても、事実上今年が一年目だったと言って良かっただろう。 現に当時のむさんは浜中を抜擢しようとしたが、当時の浜中は一軍のスピードに サッパリついていけなかったという現実がそこにあった。 無論、「全くダメでも浜中や井川を当時から使い続けるべきだった」という意見を お持ちの方には何の反論もいたしませんが。 あと、「暗いから嫌」とかにも反論の余地はございません。「はあそうですか」としか 言えないです。
「夫人脱税疑惑が燻っているにも関わらず続投宣言」について
5月にのむさんが辞表を提出したにも関わらずそれを受け取らず、 さらには前半戦終了直前の7連勝によって「続投」を明言した以上、 夫人が「逮捕」されない限りは現体制で行く、と宣言し続けるのが球団として当然の姿勢と思う。 無論、表向きはそうしつつも裏では有事に備えて後任の体制作りを進める (当然、組閣人事選択には現監督ののむさんの意見を最大限汲む)。 これがその時点で完璧なプランだったと思う。 「疑惑」が上がった段階で「ハイさようなら後はもう知りません」では それこそ信頼を失うことになると私は思うのだが…。 しかし本当のところ、「信頼云々」の問題でなく、「のむさん続投」を宣言せざるをえなかった 最大の理由は、やはり「後任がいない」ということに他ならないと、ずっと タイガースを観てきた私などは思ってしまうのですがね。 もし本当にそれが理由なら…のむさんに、そして球界に、土下座するべきですな球団フロントは。
後任監督について
現在、岡田・木戸の昇格、中村勝広復帰、外部から仰木さん・星野仙一を招聘、という ネタが新聞に載っているが、のむさんの3年間を観て、最早外部の人がタイガースの監督を 引き受けてくれることはないと私は思います。それでも受けて下さる方がいらっしゃるならば、 タイガースブランドはそれでもまだ廃れていないのだな、と実感するでしょうな。 しかし、もうこれ以上球界の宝に傷をつけたくないような気もしますが。 でもプロ野球ファンとして観たいとは思うんですけどね。 中村復帰したらタイガースファン辞めます。いや、とりあえず一年観て判断するか。 岡田の昇格は球団が岡田を本当に大事に思ってるならないでしょう。 今やってもロクな成績は残せないだろうし、かと言って「仕方ないよねこの戦力じゃ」などと 同情してくれるようなファンやマスコミではないことはすでに皆よーっっっっっっっっっく 承知だろう。ということは木戸か…?もちろん、岡田にはちゃんと事情を説明した上でないと この人事はよろしくないと思われるが。まあ何にせよ、今の戦力をちゃんと引き継いで 活かしてくれる監督を望みます。