カブスが『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の「予言」から遅れること1年、108年ぶり世界一になりました。


映画公開年が1989年ですから、当時は「まだ」81年間世界一になっていない、という状況だったわけですが、そこから更に27年もの歳月が流れたわけですね。

因みにその1989年は地区優勝を果たすもリーグ優勝決定シリーズに1勝4敗で敗退。
そこからしばらくポストシーズンとは縁が無く、1998年にワイルドカードでポストシーズン進出するも地区シリーズで敗退。2003年に14年ぶり地区優勝を果たすも所謂「スティーブ・バートマン事件」でこれまたリーグ優勝を逃し、2007年、2008年は連続で地区優勝を果たすもどちらも地区シリーズで1勝もできず敗退。
昨年2015年は地区3位ながら97勝という素晴らしい戦績でワイルドカードからポストシーズン進出し地区シリーズまで勝ち続けるもリーグ優勝決定シリーズでは「ヤギの呪い」のヤギと同じ名前のマーフィーにボコボコに打ち込まれ1勝もできずに敗退。

この27年だけでも様々なドラマがあったんですなぁ。

現在カブスの副社長を務めるセオ・エプスタインは2004年にレッドソックスを86年ぶり世界一に導き「バンビーノ(ベーブ・ルース)の呪い」を解いた人物として知られておりますが、今回は108年に渡る呪いを解いたわけで、既に歴史に残る名フロントマンということになりましょうか。