今更ですけど。
監督就任過去7年で優勝3回、2位3回、3位1回、日本一1回。今季もAクラスはほぼ確定で優勝争いを展開中です。
今のプロ野球界で間違いなく最高の監督の一人でしょう。
そんな名監督が「契約切れ」という理由だけで事実上の「解任」となったわけですが。


各マスコミによれば解任の理由は「客が来ない」からというのが最も大きいようですが、それって監督の仕事なんすかね?
NPBの監督はなぜだかいろいろなことを求められます。試合中の采配のみならず、チーム構成からスポークスマンまで様々こなさなければならない。この点、NPBがMLBよりも大きく遅れている点のひとつでしょう。
チーム構成は編成部が、スポークスマンやファンサービスは営業部がやるべきこと。落合は営業にあまり協力的ではなかったという指摘もありますが、それはそれで別の方法を考えるのが営業部の仕事なのでは?
確かに「つまらない采配」や「つまらない試合」というものも世の中には存在しますが、落合の采配は「面白い」と思うし、少なくとも今のセでは抜群なのでは。確かに今季のドラゴンズの超投高打低な試合はいろいろしんどいと思うけど、それでも優勝争いしてるやん。それを「つまらない」とか言うなら「初回サヨナラ負け」とか言われる貧打でぶっちぎり最下位のシーズンを送ってから言えよと言いたい。つーかそのセリフをベイスターズファンの前で吐いてみろ(笑。

正直、監督がこれだけいろいろやらんといかんような土壌では、ええ監督などそうそう生まれるわけもないと思う。まぁ、ファイターズのようにちゃんと分業化が進んでいるように見えるチームでも今回の梨田監督退任のようなことがあるわけですから、簡単な話でもないんでしょうけど。
真弓が悪いわけじゃない、みんな世間が悪いんだ(そこかよ)。