阪神、勝負弱さ克服できず…逆転負けで終戦(サンスポ)

記事より抜粋
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試合後のミーティングで真弓監督は「リベンジしよう」と宣言。野手の球際の弱さ、打者の選球眼の悪さ、投手の気持ちの弱さを課題に挙げ、「一つずつ強くなっていかないと」。チームを完成させるべく、来季を見据えた。
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分かってたけど今季中は特に対策する気は無かったてことかねぇ。
できれば今季中に今のメンツでどこまで可能性があるのか試して欲しかったんやけど。


球際の弱さって現有戦力で何とかなるもん?過去にいつの間にか守備が巧くなった例は関本みたく無いわけやないけど、ブラやサード粗いさんや広大やうぇいつーが今更巧くなるとは思えない。ここは起用法で補っていくしか無いと思う。ベンチワーク求む。ていうか試合終盤になると打たない粗いさんに三塁ずっと守らせておく意味無いよね。
選球眼の悪さは首脳陣が球種やコースや打球方向などの指示を出すことである程度はフォローできると思うが今季試合を観ていてそういう指示が出ているように感じたことはあまり無かった。和田コーチが資料を選手に見せているシーンは結構見掛けたので、おそらくは「データだけ教えて後は選手に任せる」パターンだったと思われる。ここを変革できるかどうかがポイント。もちろんマートンみたいに「ストライクゾーンに来たら打つ」能力が備わってる人には指示はいらんやろけど。ブラも粗いさんも指示出せばもっと打てると思うよ。ちょっと話は逸れるかもやけど、08年のCS、ウッズに球児が粉砕されCSファーストステージで三位ドラゴンズに敗退した時、竜党くまちゃんが日記で書いていたことを今でも覚えています。その年の状況は先日書いた阪神タイガースCSの歴史を参照していただくとして、くまちゃんが書いていたことは要約すると「タイガースは狙い球を絞らせた結果二戦目は勝てたけど、初戦と三戦目はど真ん中速球をセンター返しするという基本を実行できるドラゴンズが2点をもぎ取って勝ち、できないタイガースは完封され負けた。一点突破では短期決戦は勝てない」というものでした。今季、ストライクゾーンに来れば打てるようになったと思いきや、今度はそこ以外が手落ちするという状態になってしまった。08年と10年の教訓を合わせれば、来季の答えはきっと見えてくる。そうすれば過去の優勝の時を上回る超強力打線が誕生するハズ。
投手の気持ちの弱さってのは要はいらん四球を出したり要所で逆球が行く点よね。この辺は意識もそうやけどどっちか言うと今季はメンタル面が大きい気もする。今季層が先発リリーフ共に薄かったので精神面でも投手陣の疲労は結構大きかったと思う。ここは層を厚くすることでフォローできるんじゃないかな。JFK時代、他の投手もいらん四球や失投が少なかったのはやはり精神的余裕があったからやと思う。余ってる野手を使ってトレードとかも模索して欲しい。その前に故障者を出さないこと(トレーニングコーチの再考)とドラフトで大石君を獲ることも大事やけど。

プレーするのは当然選手だが、首脳陣も最大限の支援をするべきだ。2位から上へ上がるためには、選手だけの力では限界があるハズ。来季もし同じメンバーで臨み同じ結果になったら、それは選手の責任ではなく首脳陣の責任だろう。