大沢親分の監督時代って自分が物心ついてからやと93年と94年だけやねんなぁ。二年しか観てないのに強烈な印象。


大沢親分の発言で一番覚えていることは、親分がファイターズの監督をやってた当時、森ライオンズの送りバント上等作戦に「職業野球がそんなに送りバントするもんじゃない。初回からいきなり送りバントじゃお客さんもがっかりする」と言っていたこと。「勝たないと客が来ない」という発想の森さんとは真逆の考え方やけど、大沢親分のファンを楽しませようという心意気が感じられたコメントでした。決して親分も送りバントをしなかったわけではないので、勝ちにこだわりながらもファンを楽しませるプレーを、という考えだったと思いますが。助っ人のウィンタースが漫画家やくみつる氏から「驚く程印象が薄い」と言われていたのが嘘のように、大沢親分が監督になってからいろんなパフォーマンスで野球ニュースの常連になったのも、おそらく親分の影響やったんちゃうかなと。
また一人エンターティナーがいなくなってしまったなぁ。野球は見せ物。これは絶対に忘れてはいけないこと。
ご冥福をお祈りします。