イチロー「青木は何やってんだ、青木は」(ニッカンスポーツ)
これタイガースファンの心証悪くしそうやなと思いつつでもその通り。
もちろん日本向き、メジャー向きって話もあるし、向こうでバリバリの人がこっちではサッパリだった例もあるし、日本でイマイチやったけどメジャーへ行ってから活躍した選手ってのも少ないけどおらんわけではない。


ただまぁ「メジャーでは半一軍やった選手が日本記録を作ってしまう」という点はやはりインパクトが大きい。
マートンはメジャードラフト1位、元々期待されていた選手で、実際活躍したシーズンもあったが、その後出場機会に恵まれず(ホームランが打てない外野手は不要というチーム方針もあったとか)出ていれば活躍していたのかもという点や、青木はマートンよりも20近く四球を多く選んでおりもっと打ちに行けば青木の方がマートンよりも打ってるかもしれないという点を差っ引いても、マートンにこれだけ打たれてしまう今季のセントラルリーグの投手力のしょっぱさは如何ともしがたい。
マートンのバッティングは観ていると分かると思いますが「打てるところにボールが来たらバットを振る」というスタイルで、これはおそらくメジャー時代から変わらないハズ。ということは、メジャーでは打てるところに来てバットを振ってもヒットにできなかった=投手に力負けしていた、とも考えられる。もしそうなら、メジャーと日本の投手力の差はいかばかりのものか。

イチローをはじめ日本代表クラスの超一流選手はメジャーの選手にも負けない。これは自信を持って言える。しかし日本のプロ野球のレベルを語るには、やはり全体のレベルのことを考えなければならない。日本一のチームとワールドシリーズ覇者の対戦の話が何年か前から持ち上がってますが、これに仮に日本一のチームが勝ったとしても、これまた日本のプロ野球のレベルを語る材料にはならないと思う。日本最強のチームがメジャー最強のチームと勝負できる自信はさすがにある。
日本のプロ野球のレベルはメジャーにも負けない。それを語るためには、日本最弱のチーム、今年なら横浜ベイスターズがメジャーのどのレベルのチームとええ勝負ができるか、という点がポイントになってくるのではないかと。
そう、今必要なのは、日米裏ワールドシリーズなのではないか!?と無茶を言いたかっただけというオチ。
実現すればベイスターズVSパイレーツとかになるんだろか。因みにパイレーツにはタイガースに在籍したけど全然活躍しなかったリーソップが中継ぎ要員でいたりします。・・・ベイスターズでも勝てるんちゃうか!?(笑