初回観た後最終回から・・・。


まずは明日も大事な試合が大事な試合になって良かった。
陽川は解雇もありえるんじゃ・・・と思ってたんですがナイスホームランでしたね。まぁねぇ、中谷も大山もそうやけど、みんなあんな甘い球が来てくれたらええんやけどねぇ(笑。
投手陣は例によってマシンガン継投を炸裂させましたが、球数的に明日はガルシアと球児が使えない気が。そして相手は苦手大野。どないするん?

さて、メッセ引退。ホンマにありがとうやで。
自分が引退セレモニーで泣くラインが未だによく分かっていないんですが(和田→号泣、矢野→惨劇の日なのでそれどころではない、金本→笑顔)、今日はなかなか泣きました。いやぁ自分でも驚く程メッセを愛していたんやなぁ。
というわけで俺とメッセの歴史をこのブログ検索して振返ってみました。なんと400件以上も出てきましたで・・・すげぇな。

2010年春先。
ジェフが去った後にやってきたメッセ。当初はブルペン起用。
開幕1ヶ月でシーズン途中獲得のスタンリッジと入れ替わりで二軍へ。
自分のブログを振り返るとあまり期待はしていなかった模様。

2010年夏場。
まさかの先発で一軍復帰。
この年、岩田が開幕前から故障離脱、能見さんも開幕早々故障離脱で先発ローテでまともなのは久保と途中加入のスタンリッジだけという状況もあってメッセの先発調整という案が浮上したんでしょうけれども、それが結果的にメッセの大きな転機となり、ひいてはその後10年に渡りタイガースを支える大エース誕生の契機となったんやから運命とは面白いものです。
一軍上がってから好投続けるも自分は下位チーム相手だったのと相変わらず150km/hの速球が簡単に打たれるとかであまり評価はしていなかった模様。
尚、この頃には完全にマット・マートンの虜になっていた模様(笑。

2010年秋。
優勝争いを展開する中で先発ローテの5番手6番手としてBクラス相手には圧倒しAクラスには苦戦するスタイル。
鶴、秋山も台頭してきて個人的には残留は微妙なラインと評価していた模様。
しかし結局メッセは残留。
大エースメッセ伝説の本当の始まりはまだちょっと先。

2011年開幕前。
再びブルペンか、という話もあったメッセでしたが、この年コバヒロをマリーンズから獲得していたためブルペン要員はいらんということで、結局メッセは先発に。
よっちんがコメントでさらっと「バーネットとメッセが大化けするかも」って書いててビビった(笑。

2011年開幕後。
シーズン通して終始、週末メッセ登板を「大味でつまらない投球をする投手を週末に先発させるのは興行的にどうなのか」とひたすら書いている自分ですが、統一球のおかげもあってメッセは先発4番手ながらエース能見さんに並ぶチームトップの12勝を挙げました。
尚、この年で真弓政権は終了。和田政権が誕生。

2012年。
開幕前も相変わらず自分のメッセ評価は微妙だったようで・・・。しかし前半戦終了時には遂に「実質エース」と認める記述が。
この年完全に再建モードだったチームは久々に「借金20」という数字を叩き出しシーズン終了。
金本引退試合の時のウィニングボールをどうするかのやりとりのシーンは大好き。
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2013年開幕前。
遂に開幕投手。しかしそれ故にエースクラスと当たることを懸念する自分。まだ完全には信頼していないのであった・・・。
しかしここから大エースメッセンジャーの伝説が始まるのです。そしてエースの矜持か、アホみたいな球数を投げるようになります。
因みに悪夢の違反球時代は前年で終了しこの年から再びまともな野球が観られるように。
藤浪ルーキーイヤーでもあります。

2013年開幕後。
チームは8月まで優勝争いもお約束の大失速でCSに出るのがやっとで終了。
メッセはMLB復帰の話題が持ち上がり自分は諦めモード。「MLBで活躍するメッセを観たい」とまで。

2014年。
メッセにとって一番の想い出となった日本シリーズ出場&最多勝獲得イヤー。
自分は「もうメッセは来季はMLB」と年がら年中思いながら観ていた模様。「メッセ様様」の記述多数。
チームはお家芸の夏場まで優勝争いからの失速で2位に終わるもまさかのCS無敗突破。
大エースメッセは日本シリーズ初戦でかつての盟友スタンリッジと先発で投げ合い、しかも勝利。タイガースファンを狂喜乱舞させた。

2015年開幕前。
「引退まで見守りたい」の記述あり。それが叶って良かった。

2015年開幕後。
ここから5年連続開幕投手。
チームは世代交代に失敗したものの勝ちを優先する和田采配でなんとかCSに滑り込むも完全にノーフューチャー。
メッセはほぼ2試合に1試合でHQSという快投を見せたのに貧打で援護なく9勝に終わる。和田政権終了に合わせて投手交代を受け入れないメッセを批判する記事も出ましたが自分は断然メッセ支持。
同じ年にタイガースへやってきたマートン退団。ゴメスも退団。
オフには金本政権爆誕。金本とメッセの強い絆を感じる日々が始まった。

2016年。
藤浪が開幕投手という話もあったがメッセが「俺が投げる」と言い放ち結局メッセに。
思えば藤浪の沈没はこの年から始まった。
チームは完全に再建モード。勝てずとも楽しい金本野球。
そんな中メッセはQS率9割弱。HQS率も6割弱と驚異の活躍。
「メッセが健在のうちに再び勝負モードに」が自分の合言葉に。

2017年。
まだまだ再建モードと思っていたら他球団が不振&糸井加入の打線が思った以上の得点力でチームは優勝争いを展開。
メッセはシーズン終盤に故障するも何とか復帰してギリギリ規定投球回に載せる。
CSではプロ野球史上の汚点と言っていい泥んこ試合があった年で1勝2敗で敗退。メッセが投げた試合だけ勝ったのでした。
結局メッセを胴上げするチャンスはこの年が最後だったということか・・・。

2018年。
チームは昨季まさかの優勝争いをしてしまった結果勝負モードで挑んだら超絶貧打で大空振りして最下位に転落、金本政権終了というオチに。勝てずとも楽しい金本野球は勝ってもつまらない野球に僅か3年で変貌を遂げてしまっていた。
メッセはまさかのこの年が唯一の球宴出場。
シーズン終了後に以下の記述あり。
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夏場にバテて球が行かなくなったのは衝撃というかやはり年なんやなぁと思わせた。
シーズン全体では奪三振能力が下がっておりやはり球威の低下は否めないところ。
来季から外国人枠から外れるもののその恩恵に授かれる期間はあまり長くはないかもしれない。
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それがまさかたった1年になってしまうとは・・・。

そして今年。
甲子園で日本人になった男、ランディ・メッセンジャー。
ホンマに、ホンマにありがとうやで。