志半ばでの辞任はホンマに残念。


1年目、宣言通り、本当に若手を積極起用し、送りバントをしなくなったのは勝てなくてもワクワクした。2016年の開幕戦、初回に無死一塁で送りバントしないことに感動した旨を自分の日記に記していた。
2年目には1年目からチャレンジしていたMLB式の投手運用を確立、これも毎日感心しながら観てた。
3年目。おそらく2年目の躍進を受けて勝負に出るつもりやったんやろうけど、そのためにはちょっと戦力の準備が甘かったかな・・・。勝負に出たせいか縮こまったつまらない野球をするようになってしまったのは残念でしたが、若手積極起用は夏場以降にまた出来つつあったし、あとはバントしないのとマン振りをまた想い出してくれれば・・・と思っていたんですが。

岡田~和田政権で溜りに溜った鬱憤を見事に晴らしてくれた。
原口、北條、中谷、糸原、大山、陽川。みんな金本政権じゃなかったら多分ここまで使われてない。
2年目以降苦しんでるけど高山だって新人王は取ってない。
梅ちゃんが規定打席に達するなんて無かった。
能見をリリーフに転向させて小野や才木がこれだけ先発することも無かったでしょう。
秋山と桑原に再び光が当たることも無かったでしょう。
そして誰も止められなかった鳥谷の記録を止めた。これも大きな功績。
あともうみんな忘れてる気がするけど掛布二軍監督を誕生させたのは金本やで?

「ホンマにやってくれた!」という感動は野村政権、星野政権に通じるものがあった。
と同時に3年目の今季はそうではなくなってしまったことに岡田政権や和田政権の末期の空気も感じた。
それでも最終的に梅野陽川糸原大山北條なんて夢のような内野を形成してくれたり、来季がまた楽しみになってきていたのに・・・。
ホンマに残念。アニキ金本よ、俺達を置いて行ってしまうのか。

でも、三年間お疲れ様でした。

願わくば次期政権でもこの「誰にでもチャンスがある」タイガースが続きますように。