暗黒時代を脱してからというもの、優勝は無いな、という年は勝ち負けよりも内容を重視するようになりました。
今季もそのような状況になっています。


でも、この日は違った。
借金15が14になるだけの試合なのに、勝ってほしいと強く願った。
せっかく鳥谷をスタメンから外せたのだから。この試合にその「意味」が欲しかった。

なのに、今季QS率9割弱、HQS率6割弱のメッセが五回までに5失点。せっかく4点「も」取ったのに。いつものメッセなら楽勝なのに。
最下位チームが逃れられない歯車の噛み合わなさが炸裂してしまうのか。
そんな状況を覆してくれたのが超変革の象徴である原口であり、そしてこの日の主役、鳥谷だった。
リリーフ陣もよく踏ん張った(4.1回で2安打。3四球はありましたが)

この日から本当の超変革が始まる。
来季へ向けて、誰を何処で使うのか、を決めて行く必要がある。
その中で厳しい決断を迫られることもある。
でも、鳥谷をスタメンから外せた首脳陣なら、きっと乗り越えられる。

ああ、ようやく高い自由度でいろいろ考えられる。ありがたや。