ハイライトのみ。


あれコリジョンになるんかー。

MLBでは導入されてもそんなに問題なってなかったなと思ってちょっと調べてみたんですが、そもそもMLBでは「ボールを持たずにブロック体勢には入らない」という文化なのだそうです。ブロックする時は捕球してから。これは何故かと言うと向こうはそもそも走者のタックルは当たり前なので、基本タックルは避けよう、ただボール持っててアウトにできるんなら仕方ないから身体張ってブロックしてアウトにしよう、という考えなのだそう。
だから向こうの捕手にはそもそも追いタッチのスキルが備わってる。
ではなぜわざわざコリジョンルールが導入されたのか？というと、2011年に当時ジャイアンツの超有望株だったバスター・ポージーが未熟なスキルのままブロックにいって大怪我を負い、「選手は資産」のあちらの考えから「資産を守るため」に捕手のブロックによるケガを防止するルールが検討されます。ただ上記の通り向こうではそもそも「追いタッチのスキルは備わっている」ものなので結構ポージーの未熟さを訴える声も多かったそうで、だったらというわけで「走者のタックルを禁止する」ルールではなく「ブロックはしてもいい時だけしようね」という捕手側の動きを規制するルールになったみたいですね。
そういうこともあってコリジョン導入にあまり問題の声も出なかったんですね(そら今まで通りなんやからな)。

あと送球が逸れたとかの偶発的な走路塞ぎは適用外みたいですね。この辺は感覚的にそらそうよって感じなんですがNPBでは今のところそうではなく。
「それっぽいものもアウト」といういかにも日本的なこれ、今季中になんとか整備されていってほしいですね。

まぁそもそもそれでも3失点なので問題はやっぱりまたしても田口を打てなかった打線にあるんですけどね。