雑記のような日記

まぁ時間の問題ではあったのですが。
現状最後の三冠王となっている松中が引退。

Year	Age	Tm	G	PA	HR	SB	CS	BB	SO	BA	OBP	OPS
1997	23	Daiei	20	48	0	0	1	2	13	.209	.255	.488
1998	24	Daiei	34	83	3	2	0	10	12	.268	.361	.840
1999	25	Daiei	126	462	23	5	2	46	60	.268	.359	.873
2000	26	Daiei	130	540	33	0	1	56	49	.312	.387	.969
2001	27	Daiei	130	551	36	2	0	57	77	.334	.412	1.032
2002	28	Daiei	136	561	28	1	2	52	80	.260	.348	.832
2003	29	Daiei	135	590	30	2	0	81	69	.324	.429	1.002
2004	30	Daiei	130	576	44	2	0	84	67	.358	.464	1.179
2005	31	Daiei	132	575	46	2	1	76	85	.315	.412	1.075
2006	32	Softbank	131	559	19	2	0	102	37	.324	.453	.981
2007	33	Softbank	123	519	15	1	0	68	66	.266	.366	.798
2008	34	Softbank	144	631	25	3	1	77	91	.290	.382	.871
2009	35	Softbank	126	521	23	2	3	62	77	.279	.374	.854
2010	36	Softbank	79	267	11	3	0	24	44	.235	.311	.714
2011	37	Softbank	88	303	12	0	0	29	38	.308	.383	.887
2012	38	Softbank	65	164	4	1	0	26	26	.221	.354	.677
2013	39	Softbank	9	10	0	0	0	0	3	.200	.200	.400
2014	40	Softbank	33	33	0	0	0	4	6	.111	.242	.391
2015	41	Softbank	9	16	0	0	0	1	9	.067	.125	.192
19年			1780	7009	352	28	11	857	909	.296	.392	.925

96年ドラフト2位(逆指名)。
3年目にはレギュラーに定着、三冠王含む7つのタイトル(出塁率を含めると10)を獲得するなど10年間NPB屈指の打者として君臨。
2009年の後半辺りから膝の故障が悪化し成績が下落。それでも屈指の選球眼を武器にそれなりの成績を残す辺りはさすが。
ここ数年は史上に残るレベルの強さを見せるチームにあってほぼ二軍暮らしが続いていました。
昨季終盤に球団から引退を勧められるも拒否して他球団からのオファーを待つことに。しかしオファーは無く、遂に引退することになりました。

1970年代終盤から1990年代中盤まで、ホークスは暗黒時代でした。
1978年から1997年の20年連続Bクラス(94年は貯金9もライオンズ、バファローズ、オリックスに競り負け)。王監督も最初の数年は怒ったファンから生卵をぶつけられるなど屈辱的な日々を送りました。
しかし93年に監督としてライオンズから招聘された根本さんが95年からフロントに周り、チームは数か年かけて徐々に戦力アップ。
98年には勝率5割で3位に。
そして松中がスタメンに定着した99年、チームは26年ぶり優勝を果たします。
以後17年で優勝7回(リーグ戦首位2回)。強豪チームの道を歩みます。
その中にあって10年間チームの主砲であり続けた松中は、強豪に生まれ変わったホークスの象徴的存在と言えました。
出塁率.400台後半とかもう意味わからんわ。
プレーオフで打てないと「大舞台に弱い」なんて言われたりもしましたが、WBCでの活躍はそれを吹っ切るものでしたね。