WPA、Win Probability Addedというのは、試合においてどれだけ勝率を上下させたかを現す指標です。
セイバーメトリクスではイニングやアウトカウントや走者の状況を無視して選手個人の能力を評価しようという指標が多いのですが、このWPAは状況が考慮されたものになっています。
セイバーメトリクスを受け入れ難い理由のひとつが「状況が考慮されない」点にあると思うので、WPAはその辺の落としどころに非常に良い指標ではあると思います。
この指標が高い人は所謂「勝負強い」人と言えます。
ただし低いからと言って「勝負弱い」とはならない点に注意が必要ですね。


野手












1筒香 嘉智DB
2山田 哲人S
3福留 孝介T
4畠山 和洋S
5梶谷 隆幸DB
6平田 良介D
7川端 慎吾S
8J・ロペスDB
9鳥谷 敬T
10H・ルナD
11B・エルドレッドC

まずは野手から。2以上の選手達。
なるほど確かに勝負強い印象のある面々ですね。
カープはエルドレッドがフルで出てればもうちょい得点力上がったんでしょうね。
















1T・バーネットS
2前田 健太C
3K・ジョンソンC
4山崎 康晃DB
5中崎 翔太C
6澤村 拓一G
7菅野 智之G
8大野 雄大D
9M・マイコラスG
10藤浪 晋太郎T
11若松 駿太D
12田島 慎二D
13呉 昇桓T
14R・メッセンジャーT

投手の2以上。
多分ですけどWPAの性質上、クローザーに有利なんですかね。
勝ち星が伸びず勝負弱さを指摘されていた菅野も勝率を上げる仕事は充分にしていたことが分かりますね。