昨日の続きで本日はQSとQS時の勝率関連。
先発投手が頑張った試合の割合とその時にどれだけ勝てているかが分かります。


尚、6回2失点を新QSとして定義しています。NPBでは6回3失点(防御率4.50)はたいしたことないので、防御率3.33となる6回2失点を先発投手の合格ラインとして定義しました。救援負はQS達成時に救援投手に負けがついた数です。








チームQS率新QS率HQS率QS勝率新QS勝率HQS勝率救援負
T60.1%55.2%40.6%.686.709.74111
G60.8%50.3%37.1%.678.708.71711
C66.4%59.4%49.0%.632.659.68614
D58.7%50.3%32.2%.512.556.58715
DB51.0%38.5%26.6%.521.600.63219
S51.0%44.1%18.9%.671.667.8155

先発投手の内容では圧倒的にカープがトップ。勝てなかったのは打線のせいとも言えますが、先発QS達成時にリリーフで14敗しており、これはリーグで4番目の成績。ブルペンの整備も今オフのポイントになるかもしれません。
スワローズはブルペンが強力だったため、先発投手の指標はいまひとつ。5回で交代させることが多かったように見受けられました。先発がQSを達成したのにリリーフが打たれて負けてしまった回数はなんとたったの5回でリーグぶっちぎりの成績。もちろん打線がそれだけ援護したのでちょっと打たれても逆転されない、ということもあったかもしれません。
タイガース、ジャイアンツはまずまずの成績ではありますが、スワローズとの差はリリーフ陣の負け数の差と言えそうです。その原因はブルペンの出来だけでなく援護点にもよるであろうことは前述の通りです。
ドラゴンズ、ベイスターズは先発もブルペンもどちらも整備が必要ですね。