最初、言葉にならなかった。
球児のブログを読んで涙が溢れた。
この涙は何の涙なんやろう。


プロ野球選手・藤川球児の最期を、阪神タイガースで見られるのだと思っていた。
しかし恐らくそれはもう叶わない。
2000年代後半、NPBを席巻したJFKはここに終焉したのだ。

ジェフはスカウトとして、久保田は打撃投手としてタイガースに残ったが、球児は独立リーグで今後の野球界に貢献していく道を選んだ。
三者三様、なんとステキな第二の野球人生であろうか。

個人的には、安藤や遼馬や石崎の状況を見ると、球児はまだNPBでも、阪神タイガースでも通用したのではないかと思う。
サンスポには「必要とする理由を求めた右腕に誠意が伝えられたとは言い難い状況だったようだ」とあったが、若返りを図る中、故障明けのベテランを必要とする理由なぞ「安藤よりマシ」程度しかないので致し方ないところ。

勘違いしてはいけないが、球児はまだ現役だ。
彼の投球はまだまだ見られる。
四国の子供達に、その姿を存分に見せつけてあげてほしい。

そして、引退した暁には、阪神タイガースに指導者として戻ってきてほしい。

書いててまた涙出てきた。
藤川球児は、永遠の宝です。