今季取ってるデータを参照してみましょう。


まずは試合内容による勝敗分布から。
T












試合内容勝率
無失点11.000
1失点11.000
2失点11.500
3失点11.500
4失点以上26.250
4得点以上41.800
3得点2.000
2得点13.250
1得点11.500
無得点1.000

G












試合内容勝率
無失点11.000
1失点31.750
2失点11.000
3失点12.333
4失点以上15.167
4得点以上31.000
3得点22.500
2得点24.333
1得点#DIV/0!
無得点2.000

C












試合内容勝率
無失点21.000
1失点11.000
2失点21.667
3失点3.000
4失点以上5.000
4得点以上13.250
3得点11.500
2得点13.250
1得点21.667
無得点1.000

D












試合内容勝率
無失点31.000
1失点1.000
2失点31.750
3失点12.333
4失点以上13.250
4得点以上53.625
3得点31.000
2得点2.000
1得点11.000
無得点1.000

DB












試合内容勝率
無失点#DIV/0!
1失点31.000
2失点21.000
3失点12.333
4失点以上34.429
4得点以上61.000
3得点11.500
2得点24.333
1得点#DIV/0!
無得点1.000

S












試合内容勝率
無失点11.000
1失点12.333
2失点54.556
3失点11.000
4失点以上1.000
4得点以上51.000
3得点21.000
2得点12.333
1得点3.000
無得点2.000

サンスポ辺りが貧打をやたら強調するタイガースですが3失点以下の試合で4勝2敗、4失点以上で2勝6敗、4得点以上で4勝1敗なので「3点以内に投手が抑えてくれれば勝つし打線は無駄打ちはしない」という省エネ野球を展開していることが分かります。
ジャイアンツも似たような傾向。ただし1失点以下ゲーム5試合は現在リーグ最多。
カープは3点取られると勝てないというかなり厳しい戦いに。一方4得点以上でも1勝3敗と無駄打ちもありそう。
ドラゴンズは投打にバランス良い戦いを展開。
ベイスターズは打線が好調であることがハッキリとわかる内容。4失点以上ゲームの勝率はリーグトップ。
投手陣好調のスワローズはそれが故に少失点ゲームが多く2失点以下で貯金が1しか作れていないのがもったいない。打線が好調であればぶっちぎり首位もあり得る。

続いてQS関連。

新QS=6回2失点、T勝率=チームの勝率








チームQS率新QS率HQS率QS時T勝率新QS時T勝率HQS時T勝率
T50%36%29%.714.800.750
G73%60%33%.636.667.800
C86%79%57%.333.364.375
D73%73%53%.727.727.750
DB53%53%40%.750.750.833
S80%80%33%.417.417.600

タイガースはQS時勝率はリーグ3位もQS率がリーグ最下位。こうして見るとどちらかと言うと不振の原因は先発投手なのではと思えてきます。
昨季QS時勝率リーグトップだったジャイアンツは現状いまいち。HQS時勝率は2位ということで打線が3点しか取れない感じか。
QSトップのカープはQS時勝率はぶっちぎりのリーグ最下位。HQSでも4割勝てないなど深刻な打線の不振が見て取れます。
ドラゴンズはやはり投打にバランスが。
打線好調のベイスターズはQS時勝率もトップ。無駄打ちしません。
スワローズはHQSでないと勝ち越せないというもったいない状況に。

こうして見るとドラゴンズの強さが目立ちます。ベイスターズは投手陣を整備しないと打線の調子が落ちてきた時にいかんかも。
カープ、スワローズ、ジャイアンツは打線の整備が必要。
タイガースは試合観てると打線が原因のような気がしてしまうけどこうして見ると投手陣の整備が先なんすかね。