いやはや驚きですな。
NPBの助っ人が日本の独立リーグへ、という図式は出戻り以外だとクリス・カーター、ブランドン・マン、フレディ・バイエスタス、マルコス・ベキオナチに続いて4人目ですがここまで実績ある選手は初めてのことです。


NPBの一軍に上がれなかったバイエスタス、ベキオナチはBCリーグでもいまいちの成績で一年で退団、一軍でそこそこ実績のあったブランドンも30試合登板したもののいまひとつで一年で退団していますが、カーターは一軍で(ほぼ代打専任とは言え)活躍していたと言っていい選手で、さすがに彼はBCリーグでも好成績を収めすぐにNPBに復帰しています。
この流れを考えるとラミちゃんは結構活躍するんでないかと期待しちゃいますが果たしてどうなりますか?

アレックス・ラミレスの年度別成績。





























Year Age Tm Lg G PA HR SB CS BB SO BA OBP OPS
199318Burlington Rk 64272131291352.270.313.824
199318Kinston A+ 31200105.167.167.333
199419Columbus A 125492187526100.251.295.727
199520Bakersfield A+ 98428101391876.323.355.823
199520Canton-Akron AA 33140135524.248.273.627
199621Canton-Akron AA 1315341418101674.329.353.865
199722Buffalo AAA 119453111052495.286.329.778
199823Buffalo AAA 121546346416101.299.324.890
199823CLE MLB 3800003.125.125.250
199924Buffalo AAA 7533012551752.305.345.847
199924CLE MLB 48102311326.299.327.801
200025CLE MLB 41117510517.286.316.798
200025PIT MLB 43123410732.209.254.637
200025合計MLB 842409201249.247.285.716
200126SNPB138547291227132.280.320.816
200227SNPB139569240422146.295.325.800
200328SNPB140614404634104.333.373.988
200429SNPB129557312023118.305.341.888
200530SNPB146629325123121.282.315.793
200631SNPB146636260019104.267.289.739
200732SNPB144628290023106.343.371.940
200833GNPB14460045103990.319.373.990
200934GNPB14460831432188.322.347.891
201035GNPB14460649122198.304.338.951
201136GNPB13751523213072.279.322.775
201237DBNPB13750419001860.300.333.806
201338DBNPB56139200820.185.230.461

93年インディアンス入団。
順調にステップアップして98年にMLBデビュー。99年、00年はMLBのスタメン半選手としてそこそこ活躍していたところをスワローズが獲得。当時26歳。「MLBで伸びそうな若手」を巧いこと獲得してくる手法は最近流行りになっている気がしますが当時はなかなか珍しかったのでは?
NPB移籍後の活躍は言わずもがな。統一球導入後もそれなりの成績を残していたのは素晴らしいですね。
昨季の不振は衰えなのかただの不調なのか。出塁率が低いので打てなければ厳しいですね。
BCリーグで大活躍してNPB復帰なるか。今後の助っ人選手の進路の幅も広がると思うので楽しみですね。