いやぁ、デサルポの年度別成績調べてる場合じゃなかったです(笑。
NPBでこんなトレードがまた見れるとは。
個人的にはライオンズ秋山とホークス佐々木のトレード以来の衝撃です。
あの時も「FAで秋山は出て行くから」という理由でライオンズが放出を決断したのですが、糸井も同じ理由なんでしょうね。とは言え、それでも今やNPB最高の外野手と言っていい糸井をあっさりと放出するこの決断力、ファイターズフロントはかなりMLBライクな思考に至っていると考えていいんでしょうか。
そしてそれに乗っかったオリックスもこのオフは積極的に補強を続けて来ました。東野、馬原(寺原FA人的補償)、平野(恵)、そしてこれが極めつけだったと言っていいでしょう。

パ・リーグ、面白いなぁ。

というわけで多人数トレードだったのでひとつひとつこのトレードを検証していきたいと思います。
まずは先発投手陣。これで両チームの陣容はどう変わるか?


オリックス









名前防御率試合先発救援
西勇輝2.781919083123
マクレーン3.91181355469
八木智哉3.38131306366.2
井川慶4.65121202762
金子千尋2.409904363.2
マエストリ2.178804349.2
東野峻3.60110005

ファイターズ










名前防御率試合先発救援
武田勝2.3628280117182.2
ウルフ2.6626251109149
吉川光夫1.7125250145173.2
木佐貫洋2.602421359152.1
斎藤佑樹3.981918158104
多田野数人3.70181716590
中村勝1.798802245.1
ケッペル9.00220016

オリックスは昨季一番登板数が多かった木佐貫が抜けました。ただ、これは金子の故障が回復すれば全く気にしなくて良いでしょう。
加入した八木は近年一年間一軍を全うしたことはほとんどないですが、それでも昨季は6勝。もう一人加入した東野と二人で15勝くらいできるとなかなか面白い陣容になりそうです。
一方ファイターズは元々シーズン半分しかいなかった八木が年間投げられる木佐貫に代わるだけでかなりの戦力アップと言っていいのではないでしょうか。
ケッペルの復活や中村勝の成長も加味すればかなり強力な陣容になりそうです。吉川の故障が心配ではありますが。
うーん、佑ちゃん、放出もありか?(笑