年の瀬にビッグニュースですねぇ。


























年齢チーム試合打席打数安打本塁打盗塁四球三振打率出塁率OPS
199319G57203184411111750.223.296.747
19942013056950314820657101.294.368.843
1995211315695011422296293.283.363.845
1996221305694871533877198.314.4011.023
19972313559648414437910084.298.419.984
199824135603487142343104101.292.421.984
1999251355734711434209399.304.4161.047
200026135590474150425106108.316.4381.092
20012714061148116036312096.333.4631.081
200228140623500167503114104.334.4611.153
200329NYY1636956231791626386.287.353.788
20043016268058417431388103.298.390.912
2005311627036291922326378.305.367.863
2006325120117252812723.302.393.887
2007331436335471562547373.285.367.855
2008349337833799903847.294.370.795
2009351425264561252806475.274.367.876
201036LAA1455544821322106798.274.361.820
201137OAK1415835171301215684.251.321.696
201238TB34103951420822.147.214.435
NPB:10年126855064572139033246844934.304.413.996
MLB:10年123650564442125317513547689.282.357.819

NPB、MLB共に10年。MLBでは故障や今季100打席しか立たなかったということもありNPB時代と比べて約一年分程打席数が少ないですが、共に素晴らしい数字です。
あのまま日本でプレーしていれば王貞治の成績に何処まで迫れたのか、ひょっとして抜いていたのでは、などという妄想もしてしまいます。
しかし彼はMLBで日本人プレイヤーで現状唯一人の30本塁打(そもそも20本塁打も松井以外いませんが)を達成。それもやはり凄いこと。
ヤンキースやエンゼルスをFAになった時の成績も素晴らしいんやけど・・・MLBは厳しい世界ですなぁ。
球史を越えて日本の歴史に登場する選手が王・長嶋以外に居るとすれば、それは野茂、イチロー、そして松井秀喜だと思います。

さて、タイガースファンとして松井秀喜で触れておかなければいけないのはやはり遠山との勝負です。
1999年、野村タイガース初年。前年、吉田政権の下、四年ぶりに投手復帰を果たした遠山は、この年からサイドスローに転向。シュートを覚え、タイガース左の中継ぎエースとなっていました。
相手チームの主力左打者を簡単に手玉にとっていく遠山が特に燃えたのが読売ジャイアンツ松井秀喜との勝負でした。
当時暗黒時代にあったタイガースにおいて、THE ALFEEの「希望の鐘が鳴る朝に」に乗って登場する遠山が巨大戦力のジャイアンツの主軸・松井秀喜を抑える様にタイガースファンは涙したものです。
そしてそれが打ち砕かれた2001年にタイガース野村政権、ジャイアンツ長嶋政権が共に終了。タイガース、そしてプロ野球全体が新たな時代へと移っていくのでした。
更にその翌年、松井は50本塁打を記録し、メジャーへと旅立っていったのです。

最後一年だけでも、日本でやってほしかったなぁ。