12/12/05(水): 2012年セ ポジション別比較 捕手編
ネタ: 阪神タイガース・野球
投稿者: tetsu
西岡、日高と積極的に戦力補強をしているタイガースですが「その補強意味あんの?」と言われる日々、いかがお過ごしでしょうか?単純に補強だけで考えれば孝介はありなのかもなぁと思う昨今。年俸と利得が吊り合わない可能性はかなりありますが・・・。
さて、セイバーメトリクスの世界では選手評価のひとつの手法として「そのポジションの平均的な選手と比べてその選手はどれくらい優れているか(劣っているか)」を見るものがありますが、それにちょっとならって他球団のそのポジションの主な選手と比べて今季のタイガースの選手の打撃成績はどれくらいのもんやったかを調べて来季の構想を考える企画でございます。今回基本的には打撃成績のみで考えていきます。
第一回は捕手編です。
2012年セ各球団主な捕手。起用は捕手として出場した試合数。データは例によってヌルデータさんよりお借りしております。
阿部慎之助は116試合しか捕手として出場してなかったんですな。こういう起用を城島でもできていれば彼の選手生命ももう少し伸びたんでしょうに。MLBでは当たり前にやってることなんですがねぇ。
さて、阿部は別格として、タイガース正捕手の男前こと藤井は他球団と比べて出塁率で大きく劣っています。捕手は次の打順が投手であることが多いため四球を選びやすいハズで、他球団の主力捕手陣が軒並み出塁率3割以上であることを考えてももうちょい球を見ていってもらいたいところ。
打率と出塁率を見比べると谷繁、中村悠平はもちろんジャイアンツ二番手の實松が凄いですね。余談ですがジャイアンツは今季「見逃し三振OK」にしたとか。MLB方式というかマネーボール方式ですね。貧打の打者には特に有効かもなぁということの証明かも?
ところで何よりも注目しなければならないのは、正捕手男前が出場できない時の代替選手、ここがタイガース捕手陣最大のネックです。
とりあえず今季の二番手捕手としては小宮山を起用しましたが、他球団の二番手捕手と比べても圧倒的に劣っています。まぁ、捕手は攻撃力だけではないので判断が難しいところですが、出塁率1割差を跳ね返せる程の守備的貢献が小宮山にあるのかというと疑問でもあります。なんとか今成の捕手力を高める方向でいけないものなのか。
さて、セイバーメトリクスの世界では選手評価のひとつの手法として「そのポジションの平均的な選手と比べてその選手はどれくらい優れているか(劣っているか)」を見るものがありますが、それにちょっとならって他球団のそのポジションの主な選手と比べて今季のタイガースの選手の打撃成績はどれくらいのもんやったかを調べて来季の構想を考える企画でございます。今回基本的には打撃成績のみで考えていきます。
第一回は捕手編です。
2012年セ各球団主な捕手。起用は捕手として出場した試合数。データは例によってヌルデータさんよりお借りしております。
名前 | チーム | 起用 | 試合 | 打席 | 出塁率 | 打率 | HR | 盗塁 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
藤井彰人 | T | 80 | 81 | 228 | .285 | .248 | 1 | 0 | .571 |
小宮山慎二 | T | 72 | 72 | 171 | .216 | .148 | 1 | 0 | .391 |
今成亮太 | T | 36 | 60 | 103 | .333 | .292 | 0 | 0 | .656 |
阿部慎之助 | G | 116 | 138 | 556 | .429 | .340 | 27 | 0 | .994 |
實松一成 | G | 53 | 58 | 92 | .302 | .189 | 2 | 0 | .613 |
谷繁元信 | D | 131 | 134 | 458 | .324 | .228 | 5 | 0 | .627 |
小田幸平 | D | 35 | 35 | 54 | .300 | .271 | 0 | 0 | .613 |
中村悠平 | S | 90 | 91 | 249 | .344 | .254 | 1 | 1 | .636 |
相川亮二 | S | 68 | 72 | 244 | .309 | .245 | 1 | 0 | .604 |
石原慶幸 | C | 77 | 77 | 250 | .311 | .240 | 1 | 0 | .634 |
倉義和 | C | 66 | 70 | 160 | .296 | .195 | 1 | 1 | .559 |
鶴岡一成 | DB | 91 | 102 | 229 | .258 | .189 | 1 | 0 | .512 |
黒羽根利規 | DB | 58 | 61 | 119 | .154 | .125 | 0 | 0 | .315 |
城俊人 | DB | 45 | 45 | 122 | .254 | .170 | 0 | 0 | .452 |
阿部慎之助は116試合しか捕手として出場してなかったんですな。こういう起用を城島でもできていれば彼の選手生命ももう少し伸びたんでしょうに。MLBでは当たり前にやってることなんですがねぇ。
さて、阿部は別格として、タイガース正捕手の男前こと藤井は他球団と比べて出塁率で大きく劣っています。捕手は次の打順が投手であることが多いため四球を選びやすいハズで、他球団の主力捕手陣が軒並み出塁率3割以上であることを考えてももうちょい球を見ていってもらいたいところ。
打率と出塁率を見比べると谷繁、中村悠平はもちろんジャイアンツ二番手の實松が凄いですね。余談ですがジャイアンツは今季「見逃し三振OK」にしたとか。MLB方式というかマネーボール方式ですね。貧打の打者には特に有効かもなぁということの証明かも?
ところで何よりも注目しなければならないのは、正捕手男前が出場できない時の代替選手、ここがタイガース捕手陣最大のネックです。
とりあえず今季の二番手捕手としては小宮山を起用しましたが、他球団の二番手捕手と比べても圧倒的に劣っています。まぁ、捕手は攻撃力だけではないので判断が難しいところですが、出塁率1割差を跳ね返せる程の守備的貢献が小宮山にあるのかというと疑問でもあります。なんとか今成の捕手力を高める方向でいけないものなのか。
馬場 wrote:
2桁本塁打が普通やったのにねぇ・・・
この打撃成績は寂しいね・・・
ヤクルトは相川と中村をどう使い分けるかやね。
中村悠平はほんまいい素材だね!
虎さん・・・
森友哉を何としても取りたいねぇ!
まぁ当分は競争が続くやろうね。。。
こんだけ捕手不足の時代なんやから、
どっか助っ人のキャッチャーを獲得しても
面白いかもねぇ。。。