土曜に日本一が決定し、日曜からシーズンオフへ突入したNPBですが、いきなりいくつも選手の移籍話が持ち上がりました。流動性がなかなかないNPBにおいてこれは珍しいのでは?


確定情報で大きな話としては、イーグルスの草野解雇、東野・山本(G)←→香月・阿南(Bs)のトレードでしょうか。
草野はかつてのむさんから「天才」と呼ばれた程の打撃センスの持ち主ですが、ここ三年は不振。今季は一軍僅か24試合の出場に終わりましたが、二軍では.313となかなかの成績。四球も選べるので35歳という年齢ではあるもののオファーはありそうに思います。
東野と香月のトレード(敢えてそう呼称しますが)は今季の成績だけで言うとジャイアンツの方が美味しいですが、東野はまだ26歳と若く復活なればオリックスにも大きなメリットが。ええトレードではないでしょうか。

未確定情報では吉村・山本(DB)←→大場・神内(H)、ブランコがDBへ移籍。
一件目はこの二年の成績で考えるとベイスターズがやや得か?と思いますが投打で伸び悩む若手同士のトレードという点では球界活性のためにもええトレードですね。山本省吾が復活すればホークスの方がメリットは大きいかもしませんが。
二件目、これはお家騒動が続くドラゴンズ、ホンマに大丈夫か?という印象。まぁここ数年フル出場できていないリスクを考えれば退団はありっちゃありではあるのですが。
しかしどちらもベイスターズ、いやDeNAの本気を伺わせるなかなかの移籍です。ここに福留が入ったら・・・ポジション的な問題はありますが、面白いのは間違いないでしょう。

一方、ベイスターズと同じくGM制度を導入しているハズのタイガースはこの流れには乗らないのでしょうか?西岡や五十嵐に夢中になっていて近場の美味い話を逃していないか、心配です。日高なんて35歳の選手を獲りに行ってる場合じゃないでしょう。
ベイスターズが躍進して繰り下がり最下位なんて展開は御免被りたいものですが。