イチローがヤンキース移籍。
今季が契約最終年、長期低迷を続けるチームということもあり、フラッグシップディールで移籍するだろうという話はありましたが、ヤンキースとは。「来年以降、僕がいるべきではない」イチローだからこそ言える言葉かなぁ。
草野球を始めた頃、練習→バッセン→バッセン前のガストでイチローの試合中継観ながら昼飯、という野球馬鹿な週末を過ごしていた頃を想い出すと感慨深いものがあります。


えー、今季、ダルビッシュのMLB移籍で「久々にMLBも追い掛けるぞ!!」と意気込んでおりましたが、仕事が忙しかったりダルビッシュがあっさりMLBに対応してしまった上にレンジャースが強すぎて試合がつまらなかったり(笑、で結局ほとんど追い掛けておりません。
ですが、イチロー移籍で再びMLB熱が再燃してきましたので、とりあえず現時点で自分が注目する日本人選手とその所属チームの現状などを纏めてみることに。

ダルビッシュ有(レンジャーズ)



先発防御率
11181163.88

上原浩治(レンジャーズ)



試合
250

現在レンジャーズはア・リーグ西地区で首位。2位エンゼルスと5差、3位アスレチックスと6差。元カープのルイスを始め先発投手に故障者が続出したものの、ハリソン、ダルビッシュの二枚看板で何とか凌いでいるうちに皆戻ってきました。
ダルビッシュは1年目としては文句なしの出来、上原はまずまずでしたが6月にDL入り。建山はマイナー落ち。打線はハミルトンを筆頭に相変わらずの破壊力。試合、つまんないっす(笑。このまま地区優勝は間違いなしか。

イチロー(ヤンキース)



出塁率打率盗塁試合打席
.285.26141696427

黒田博樹(ヤンキース)



先発防御率
1020129.13.34

現在ヤンキースはア・リーグ東地区で2位オリオールズに7差で首位。最早地区優勝は確実か。
イチローが電撃移籍。ヤンキースの外野は主力の一人、ガードナーが春先に故障して今季絶望。チーム最多本塁打の2番打者グランダーソン(.246、26HR)と『マネーボール』でお馴染みのスウィッシャー(.258、14HR)を基本にあと一枠をアンドリュー・ジョーンズ(.230、12HR)とイバニエス(.242、12HR)で埋めていましたが、ここに来てスウィッシャーも故障。イチローは二年前までの水準に成績を戻せれば十二分にヤンキースのレギュラーを勝ち取ることができるでしょう。できなければ来季はまた別のチームかもしれませんが。
黒田は春先に無援護で負けが続いたものの、最早貫禄の「ゴロピッチング」で凡打の山を築き続け気が付けば二桁勝利。世界のヤンキースのローテーション二番手、凄いことです。
因みにホワイトソックスを解雇された福留がマイナー契約しましたが、イチローの移籍で昇格はほぼ絶望的に?

青木宣親(ブリュワーズ)



出塁率打率盗塁試合打席
.355.28451187298

昨季地区優勝を果たしたブリュワーズですが今季はナ・リーグ中地区4位、首位から11.5差とかなり厳しい状況(ナ・リーグ中地区は19年連続負け越し中のパイレーツが54勝41敗で首位と1.5差の2位と確変起こし中!!)。要因は移籍したフィルダーの穴が埋めきれなかったことと、昨季二桁勝利5名を輩出した先発ローテのうちナーバソンが離脱、ウルフが不振である点でしょうが、そんな中、当初は控え扱いと目されていた青木が不振のハート、モーガンらを抑えて見事にレギュラーに定着しました。日本人野手の評価が暴落する中、青木の頑張りは光明をもたらしてくれるでしょうか?青木の頑張りが早稲田の同僚・鳥谷のメジャー挑戦の道を開く!?

以上(えー。
いや、ホンマは日本人選手総ざらいしたかったんですが急場ではそんなこたできないくらい今は日本人選手多いですなぁ。これだけで4時間もかかってしまった・・・。

因みにイチローの交換要員となったマイナーリーガー二名ですが、共にプロスペクト(有望選手)とは言い難い選手のようです。マリナーズはだいぶ買い叩かれたというか足下を見られたというか・・・今のイチローの価値がその程度とも言えるのかもしれませんが、この辺のトレード下手さが今のマリナーズの低迷の一因なのではないかと思ったり・・・。