2012年NPB助っ人状況最終回、第十二弾、福岡ソフトバンクホークス。


○は新外国人。
投手
ファルケンボーグ
○ペニー
○ピント
○カストロ
陽耀勲
バリオス(育成)

野手
カブレラ(日本人扱い)
○ペーニャ
ショート(育成)

ホールトンがジャイアンツに強奪され、ブラソバン、オーティズは解雇。杉内や和田も抜けたため投手助っ人を多めに補強した感じか。ペニーは現役バリバリのメジャーリーガー、ピント、ペーニャも一時期はメジャー主力として活躍。なかなか凄い面々です。

ペニー






チーム試合SH三振四球防御率WHIP
2007LAD3416400208135733.031.31
2009BOS・SF3011900173.1109514.881.40
2010STL9340055.23593.231.29
2011DET31111100181.274625.301.56

文句なしバリバリ現役のメジャーリーガー。昨季も防御率は悪いながら年間ローテで投げ11勝。2006年には16勝で最多勝。一応キャリアハイとして2007年を抜粋しましたが、2000年にメジャー昇格してから12年で二桁勝利6回を含む通算119勝。故障がちとは言うものの、平均155回投げている計算で、NPBなら充分な数字か。楽しみな選手です。

ピント




チーム試合SH三振四球防御率WHIP
2009FLA734101361.158453.231.60
2010FLA20000416.21692.701.50

こちらも一昨年まではメジャーリーガーで2007〜2009年には三年連続50試合以上に登板するなど主力として活躍。昨季は無所属で過ごしたようですが、故障持ち?絶望的なまでに四球が多いので中継ぎじゃなくて先発で使ってみてはと思いますがどうなんでしょうか。

カストロ





チーム試合SH三振四球防御率WHIP
2009AA20230026.2172210.462.36
2010MEX1164006245273.921.33
2011MEX21441439.234225.451.89

メジャー経験無し。マイナーでもやや苦しめな内容ですが、果たして出番はあるんでしょうか。

ペーニャ






チーム試合打率本塁打出塁率OPS盗塁
2004CIN110.25926.316.8435
2009AAA41.2765.296.7100
2010AAA40.3249.390.9460
2011ARI・SEA39.2047.250.6660

2002年メジャーデビュー。2004年がキャリアハイで26HR。この年含め四年連続二桁本塁打。しかし2008年は不振に終わると2009、2010年とマイナー暮らし。昨季久々のメジャーで打率.204ながらも7HR。これまたかつて主力として活躍したメジャーリーガーですが、打率と出塁率の比較から見ると相当選球眼は悪そう?パワーは間違いないでしょうが、松中の方が良さそうな気も。

助っ人枠の争いというよりは日本人選手も含めてのポジション争いが楽しみなチーム。ファルケンボーグ、ペニーは別格として、ピントの使いどころは若手投手陣で誰がどうなるか次第なのでは。ペーニャは松中、小久保、カブレラらと争うことになると思いますが、いかにメジャーで実績があるとは言え、このメンツ相手に簡単にスタメンが取れるとは思えず。