去年は佑ちゃんフィーバーで朝の情報番組が何処もファイターズのキャンプ地から映像を届けるという奇跡の所業がなされていましたが、今年は静かだったようで。
まぁテレビなんてそんなもんだ。去年ルーキーながら6勝した佑ちゃんが今年何勝するか、去年よりも更に注目すべきではないのか。



今年は話題性という点ではやはり横浜DeNAベイスターズなんでしょうか。
指揮官として思いっ切り不安がある中畑監督ですが真の監督と噂される高田GMの思い通りに機能できるかどうか注目です(ビリー・ビーンみたいに試合中に指示出すGMが日本でも誕生したらそれはそれで面白そう)。
中畑清の指導者としての実績はジャイアンツ打撃コーチ(1993-94)、アテネ五輪代表監督(2004年)がある。
ジャイアンツ打撃コーチ時代の93年は打率.238(6位)、HR105(4位)、94年は打率.258(3位)、HR122(3位)。93年は貧打がモロに響きタイガースと熾烈な借金Aクラス争いを展開。94年はあの10.8の年ですがこの年は打率最下位のスワローズも.250打っていて.258はそこまで高い数字ではなく、10.8に至る要因となったシーズン終盤のジャイアンツの失速はリリーフ陣の不安と共にやはり打力がいまひとつだったことが原因という印象があります。この年ジャイアンツは日本一になりますが中畑打撃コーチは翌年ユニフォームを着ることはありませんでした。
アテネ五輪では病気で倒れた長嶋茂雄に代わりコーチから監督に昇格。準決勝でオクスプリングとジェフ・ウィリアムスに捻られ銅メダルに終わりますがこれはとてもベストメンバーとは言えない日本代表とそもそもオーストラリアが強かったという点から仕方ない?

近年、中畑の解説はプロ野球人気(というよりはジャイアンツ人気)の陰りを気にしてか「そこそんなに盛り上げるところちゃうやろ」というところで妙に盛り上げようとする嫌いがありましたが、監督となればその心意気は大いに結構。どんどんプロ野球を盛り上げてもらいたいです。

しかし・・・昔、中畑(G)板東(D)一茂(S)川藤(T)達川(C)加藤博一(YB)を監督にしてペナントさせたら面白そうとか言ってたけど達川と中畑はホンマに監督になってしもたな。