アメリカンリーグ中地区。


■デトロイト・タイガース
以前木田、野茂が在籍。90年代から2000年代前半まで長期低迷の気配がありましたが近年はそれを脱しつつある模様。コールズ、フィルダー、ディアー、グレンとタイガースファンには懐かしい選手が所属していたチームでもあります。
2011年はエースのバーランダーがMVPとサイ・ヤング賞をダブル獲得する快挙を遂げ、打線はチーム打率.277(3位)とその他の投手陣を援護。ぶっちぎりでア・リーグ中地区優勝を決めました。地区シリーズではヤンキースを破りリーグ優勝シリーズへ進出するもレンジャースに敗退。ワールドシリーズ進出はなりませんでしたが投打共に若い選手が多く黄金時代の到来を予感させるシーズンだったようです。

■クリーブランド・インディアンス
過去多数の日本人選手が在籍。2011年は福留がフラッグシップディールで移籍したがオフにはFAに。その他、イチローに代わり「アジア最高の打者」と呼ばれた秋信守がいますが2011年は故障もあり不振だったのですね。
2011年は先述の通りフラッグシップディールで福留を獲得するなど夏場までは優勝争いをしていましたがその後失速。終わってみれば勝率五割にも満たず。投打共に中の下といった感じの成績ですが主軸に若手が多いので今年は盛り返すやも?

■シカゴ・ホワイトソックス
過去日本人選手は所属したことなし。2005年に世界一。以降そこそこ。
2011年は獲得した長距離砲アダム・ダンが絶不調、それが影響したかチーム打撃成績は中の下に。投手陣もあまりぱっとせずにわかMLBウォッチャー的には何処を観ればいいのか・・・。クローザーのセルジオ・サントスは2009年に遊撃手から投手に転向。そこから二年でMLBのクローザーになるという快挙を遂げたようですが。と思ったらオフにブルージェイスに移籍してた。

■カンザスシティ・ロイヤルズ
過去野茂、マック鈴木、薮田が在籍。85年の世界一を最後に長期低迷。
しかし2011年は最下位にはならず。チーム打率.275(4位)と光明が。と思ったら主軸の一人メルキー・カブレラがたった一年で移籍してた。この辺がMLBやなぁ。投手陣は防御率4.44(12位)と厳しそう。MLBにもこういうチームがあるのだなぁと勉強になります。

■ミネソタ・ツインズ
西岡が現在在籍。過去マイケル中村も在籍。
二年連続地区優勝していたところが2011年はまさかの最下位転落。投打共に主力の故障が響いたようですが、有望な若手がいないとも言えるようです。西岡はまだ主力を張れるチャンスがありそう?