恥ずかしながらMLBに関しては全く詳しくなく、日本人選手の活躍を伝えるニュースの範囲でしか知りません。
野茂やイチローがMLBに移籍した際の週末には試合中継をなるべく観ていたのですがそれも今は昔。
しかし今季はNPB史上最高の投手と言っていいダルビッシュがMLBへ移籍するので試合観戦もしたいなぁと思いMLBの現状をお勉強する企画。
まずはナ・リーグ東地区から。


■フィラデルフィア・フィリーズ
五年連続地区優勝中の強豪。監督は日本でもプレーしスワローズ、バファローズの優勝に貢献したチャーリー・マニエル。以前、井口と田口が所属していたことがある。田口が所属した2008年にワールドシリーズ制覇。
野手の高齢化が進み2011年は3割打者無し。しかしハラデー、クリフ・リーの左右サイ・ヤング賞受賞経験者を擁する投手王国で2012年も優勝候補の一角なのは間違いなしか。
田口が「マニエル監督はとにかく動かない」と言ってましたがその後どうなっているのか興味があります。

■アトランタ・ブレーブス
90年代後半から2000年代前半までずっと地区優勝。川上憲伸、斎藤隆も所属していた。日本でも有名と思われるチッパー・ジョーンズが所属するが高齢のため近年の成績はそこそこ。
2011年はややパワー不足の打線が投手陣を援護できず。2010年に川上憲伸が9連敗した時そのままの模様。その投手陣はクレイグ・キンブレルが46Sで新人王。
打線の補強ができれば優勝できそうな感じではあるか。

■ワシントン・ナショナルズ
旧名モントリオール・エクスポズ。2005年からチーム名を変更。2001年には伊良部、大家、吉井と三名が所属していたことも。その他スレッジ、フェルナンデスもエクスポズ出身。台湾の至宝、王建民も所属。監督はかつて日本のジャイアンツでプレーしたデーブ・ジョンソン。
投打ともに若い選手が多く伸びしろ充分。オフにもトレードで若い投手を獲得しておりチーム方針がハッキリしている。そんな若手の中で一番の注目株は日本でも有名なストラスバーグ。2010年にデビューすると150キロ台後半を連発。68回で92奪三振(四球17)と素晴らしい内容でスーパールーキーの登場に世は湧きましたがその豪腕のせいか肘を故障。2011年シーズン終盤に復帰し故障の影響を感じさせない内容を披露、2012年は一年間働いての好成績が期待されます。
若手の成長次第では面白い、楽しみなチームです。

■ニューヨーク・メッツ
過去多数の日本人選手が在籍したりボビー・バレンタインが監督をしたりと日本でもお馴染みのチーム。現在は監督がオリックスの監督を務めたコリンズだったりと相変わらず馴染み深い。また、マリーンズに所属していたパスクチも所属している。更にオフにはカープに所属していたラモン・ラミレス(日本ではラミーレス)をサンフランシスコ・ジャイアンツから獲得。NPBとは何かと関わりがある。
2011年は打線はパワー不足、投手はサイ・ヤング賞受賞経験者で日本でも有名なヨハン・サンタナが故障で一年棒に振るなど投打共にいまひとつ。フラッグシップディールでいろいろと売り払ったようなので今は入れ替えの時でしょうか。

■マイアミ・マーリンズ
今年、フロリダ・マーリンズからチーム名を変更。1993年のチーム創設時にデストラーデが四番を打った。それ以外は日本にあまり馴染みのないチームか。
2011年は打線は長打はあるが粗っぽく、得点力はあまり高くない。投手陣は獲得したリリーフ投手人がことごとく活躍するなどそこそこ。
ちょっとしたきっかけで変わりそうなチームではありますがどうなんでしょうか。