ドラゴンズ、タイガース時代は大きな血の入れ替えを行い、チームを改革した星野仙一。
イーグルス監督一年目を終え、オフを迎えてここからが本領発揮、かと思われましたが、今のところそれほど大きな動きは見せておらず。


今オフ、イーグルス関連の移籍情報は下記。
小済(H金銭)
川島亮(S金銭)
加藤大(Bs自由契約)
稲田(YB自由契約)
定岡(M自由契約)
上園(←→松崎)
フェルナンデス(L退団)

「入れ替え」という点では山崎武司の解雇などもありましたが、かつての落合、関川、久慈、下柳、野口辺りの他球団主力選手を獲得したトレードと比べるとかなり見劣りのする補強策です。強いて言えばフェルナンデス獲りなんでしょうが今季そこまでの成績を残したわけでもないですし・・・。
これまでの仙一なら、今季不調に終わった草野や鉄平、永井辺りを放出してそれなりの選手を獲りに行きそうな気がしますが、何故動かないのでしょうか。

仙一があまり積極的でないと感じる点はもうひとつあって、助っ人の残留状況です。
ガルシアとヒメネスを残留させましたが、二人の今季成績はかなりしょっぱく。
ガルシア


試合打率出塁率OPS
88.2618.313.697

ヒメネス


試合SH防御率WHIPQS
1317003.691.633/11

二人に何かしら光るものがあったのだろうか?しかし、かつてタイガースで22Sをあげたバルデスを解雇し、ジェフ・ウィリアムスを獲得した積極性は最早無くなってしまったのかとも思ってしまう。

移籍市場があまり盛り上がらないNPBにおいて、仙一の積極的なトレード策はNPBの改革に繋がるのではないかとまで思っていたのですが、今の状況はちょっと寂しいです。