暗黒時代のタイガースと今のベイスターズを比較するという企画をずっとやりたかったんですが何の実りもないので躊躇してました。
遂にやりますよ。


2000年前後のタイガースと2010年前後のベイスターズは共に四年連続最下位という屈辱を味わいました。まずはその戦績を。









チーム勝率得点(平均、順位)失点(平均、順位)
1998T52830.385450(3.3、6)589(4.3、5)
2008YB48942.338552(3.8、4)706(4.9、6)
1999T55800.407490(3.6、6)585(4.3、3)
2009YB51930.354497(3.4、6)685(4.7、6)
2000T57781.422473(3.4、6)591(4.3、4)
2010YB48951.336521(3.6、6)743(5.1、6)
2001T57803.416467(3.2、6)598(4.2、5)
2011YB478611.353423(2.9、5)587(4.0、6)

大雑把に言うと「当時のタイガースは貧打で勝てず、近年のベイスターズは守れないので勝てない」という印象でしたが、そんなこたないことを表す数字と言えるのでしょうか。どっちもやっぱり打てず守れず。そらそうだ。最下位とはそういうもんだ。あとタイガースの方が勝率がええですが、当時は試合数が少なかったんです。あと9試合増えてたらもうちょっと下がってるんじゃないでしょうか。

一応、タイガースファンがしたり顔で言いがちだった「内川と村田がおる分幸せやろ」についても調べてみました。四年間の内川、村田と当時のタイガースの左記二人に準ずると思われる選手の成績。















名前試合打率
1998坪井127.3272
1998大豊99.23121
2008内川135.37814
2008村田132.32346
1999坪井134.3045
1999ジョンソン125.25320
2009内川132.31817
2009村田93.27425
2000坪井128.2724
2000新庄131.27828
2010内川144.3159
2010村田144.25726
2001浜中110.26313
2011村田144.25320

※太字はタイトル
※内川は2011年からホークス所属のため記載無し
2008年は内川が首位打者、村田が本塁打王を獲得。しかしその後村田は伸び悩んでいる。内川はそれなりの成績を残していたが、統一球が導入された今季にホークスで.338の打率を残し首位打者になっており(出場は114試合だが)、「モチベーションの影響で真の力は発揮できていなかったのでは」と思ってしまう。印象としては「当時のタイガース主軸よりは確かにマシだがタイトル獲得以降はややいまひとつ」というところか。
来季は内川に続き村田もいなくなることがほぼ確実と言われているが、どうなってしまうのだろうか。

うーん、やっぱり何の実りもなかったな(笑。