来季以降戦力構想最終回の野手編。


チーム高齢化を最も象徴するのが野手陣の構成。
今季のタイガース野手陣。ポジション別に出場試合数が二桁の選手を記載。括弧内は年齢、試合数は10/16(日)時点。

[一塁]
ブラゼル(31)113試合
新井良(28)27試合
新井(34)24試合
関本(32)11試合
[二塁]
平野(32)103試合
関本(32)41試合
上本(25)32試合
大和(23)11試合
[三塁]
新井(34)130試合
大和(23)22試合
[遊撃]
鳥谷(30)128試合
[左翼]
金本(43)99試合
俊介(23)64試合
浅井(32)46試合
林(32)22試合
[中堅]
柴田(25)72試合
平野(32)66試合
俊介(23)48試合
[右翼]
マートン(29)132試合

基本的には柴田・俊介と助っ人マートン以外は皆スタメンが30代という驚異の高齢化社会。二軍を見ても来季即一軍で、というレベルの選手はおらず、3〜5年後を考えるとなかなか厳しい。ドラフトで大砲候補を獲得する必要がある。
また、ほぼ一人でポジションを独占している遊撃・鳥谷、右翼・マートンの流出危機もあり、抜本的な見直しを迫られそうだ。
残留を前提として考えると鳥谷のコンバートは2、3年後には必要になるだろう。また金本はもちろん、粗いさん、ブラ、芸風的に平野も次の優勝時に主戦力となっているかどうかは怪しい。しかし期待の若手陣、柴田、俊介、上本、大和は軒並み巧打タイプで長打力に欠けるため、粗いさんやブラにはまだまだ頑張ってもらう必要がある。マートンがメジャー復帰となれば平野に外野を守ってもらわなければならない。
優勝したくてタイガースにやってきた粗いさんやけど、優勝したいなら優勝できそうなチームにトレードしてあげてウチは若手のええ選手をもらうとかした方がみんな幸せになれる気もしてきた。空いたサードには鳥谷をコンバート。遊撃大和、二塁上本。それでもええんちゃうかな・・・なかなか悩ましい話やが。
浅井や林ら30代の控え外野手はもうこのままいてもあまり意味はないんじゃないかな。他で活躍の場を見付けてあげた方が幸せになれると思う。