今回はリリーフ投手編、と思ってましたが短くなったので捕手編も追加。


今季のタイガースリリーフ陣は下記。括弧内は年齢、試合数はリリーフでの登板数(10/16時点)。
榎田(25)59試合
渡辺(29)54試合
藤川(31)53試合
福原(35)53試合
小林(31)42試合
小嶋(26)34試合
久保田(30)23試合
西村(25)19試合
藤原(23)16試合
筒井(30)8試合
川崎(29)6試合
加藤(33)4試合
若竹(24)2試合

リリーフはメジャーなどでは若手に経験を積ませる最良のポジションとされておりNPBでもその傾向があるが、タイガースの場合、通用すると潰れるまで使うという悪癖があるため正直なところ悩む。3〜5年後の優勝を目指すという今回の視点で考えると、来季のリリーフ陣の構成は「若手を潰しさえしなければどうでもいい」というのが本音。
現状、先発ローテから漏れる若手投手が確実に出てくる。それらの投手を二軍で先発させつつたまに一軍でもリリーフでええから登板させるという運用ができるかどうか。勝敗を度外視した育成重視の采配とはそういうことだろう。
3〜5年後という点で一点考えておかなければならないのは「クローザーはその時も球児なのか」という点だが、これもだからと言って来季からどうこうできる問題でもない(すぐに代わりはいない)。来季の今頃にまた考えるとしましょう。

続いて今季のタイガース捕手陣は下記。括弧内は年齢、試合数は10/16(日)時点。
藤井(35)95試合
城島(34)38試合
小宮山(26)32試合
清水(27)5試合
岡崎(29)2試合
狩野(29)1試合

捕手の育成は難しい。現状、若手の最右翼は小宮山ということのようだが、こればっかりはだからといってモノになるかどうかは不明だ。タイガースは山田を諦めて以降、矢野、城島、藤井と補強で正捕手を誤魔化してきた。捕手育成は今や球界全体の課題といっても過言ではなく、30代後半の正捕手が増えている。3〜5年後という視点で考えたとしても、城島、藤井にはまだまだ頑張ってもらう必要があるかもしれない。