昨日、ジャイアンツが2011年のCS出場最後の一枠を確保しました。つまり、阪神タイガースのCS出場が無くなったということです。
これにより、真弓監督の解任が決定しました。
真弓政権の総括やなんやはマスコミ各紙にお任せして、ここでは早速来季以降の戦力構想について考えていきます。
恒例の敗戦の弁は全試合終了時点でやりますのでそれとはまた別ということで。


再三言ってますが、今季が今のメンバーで優勝できる最後のチャンスだったと思います。チームの構成上30代の選手が多く、これから皆成績は下り坂に入るからです。
タイガースが再び優勝を目指して戦うには、どの選手を残してどの選手を入れ替えるか、の取捨選択が必要になってきます。もちろん育成、補強との兼ね合いもありますが、少なくとも現在の主力選手全員で次の優勝を迎えることはできないでしょう。
そこで今回は、次回の優勝を3〜5年後に想定して戦力の見直しを考えていきたいと思います。

まずは先発投手陣。今季の先発投手は下記。括弧内は今季年齢。試合数は先発試合数(10/16時点)。
能見(32)26試合
スタンリッジ(33)25試合
岩田(28)24試合
メッセンジャー(30)24試合
久保(31)19試合
下柳(43)6試合→退団決定
鶴(24)4試合
蕭(25)2試合
秋山(20)2試合
鄭(23)2試合
安藤(34)1試合
小嶋(26)1試合

下さんは既に退団が決定。安藤も微妙なラインか。
スタン、メッセはメジャー復帰の噂あり。スタンはそもそも夏場以降の失速でタイガースが評価せず解雇という可能性もあるようだが、個人的には残した方が正解だと思う。ただ、今季一軍でも素晴らしいピッチングを見せ、二軍では最早敵無しの鄭を使いたいのであれば、スタン解雇はありといえばありかもしれない。スタンが国内他球団へ移籍すればそれでまた戦力分散にもなる。マートンの去就次第では外国人投手三人制も可能にはなるが、蕭、秋山の他、今季リリーフで活躍した榎田や小嶋の先発転向(潰れる前に(笑)も考える必要があり、今回のテーマである3〜5年後を想定すると両外国人共無理な引き留めはしなくていいのではないかとも思う。ただし投手の肩は消耗品なので、数が多くて困ることはない。

長くなりそうなので今回はここまで。
次回はリリーフ投手編。