18年に渡る暗黒時代、どれだけ借金が増えようとも、シーズン終盤まで応援できた。
2003年の優勝以降は、早ければ4月で野球を観なくなることもある。


今季は先月の京セラドームでカープに三タテを喰らった時に「諦めた」。

しかしそれでも勝率5割近辺を勝っている。暗黒時代からすれば夢のような数字だ。
優勝の味を知り贅沢になってしまったからなのか?しょっぱい試合内容では満足できない身体になってしまったのか?

「優勝の味を知ってしまった」というのは当たらずも遠からず。暗黒時代と今では「目標が違う」のは当然で。
暗黒時代は「最下位脱出」を目指していたため、5位を諦めない限りは応援し続けることができた(それでもだいたい8月の長期ロードで諦めさせられること多々ではありましたが)。
2003年の優勝以降は「優勝、日本一」が目標となっているので、そこを諦めるともう応援できなくなってしまう。

「しょっぱい試合内容では満足できない」も当たってると思う。やはり「面白い試合」をしてくれれば勝たなくても観れる。
暗黒時代でも「この選手観たさ」に試合を観ることはあったし、星野政権一年目なんかはAクラスはほぼ絶望的になっても「ネバサレ魂」溢れる試合で9月に入っても6点差を逆転する試合なんかもあったので観ていて楽しかった。

岡田政権以降、ホンマに工夫の無い試合が多い。
それでも岡田はチームが出来上がるまでの工程(JFKの確立など)は観ていて楽しかったし、たまに見せる神通力(適当に起用したとしか思えない選手がことごとく結果を出す)なども素晴らしいエンターテインメントだった。
真弓政権になってからは昨季から指摘している通り、相手の先発投手によってその試合がどうなるか「ほぼ」分かってしまう。つまり常に同じ野球をしているということ。
後はタイガースの守りが想定される得点よりも失点を少なくするかどうかの勝負で、投手リレーや守備交代が拙い真弓政権ではこれがまた観るに耐えない。
自分が諦めて以降、粗いさんを四番から外したり遂にファーストを守らせたりと工夫し始めてはいるものの、今更三浦大ちゃんに完封されるなどやはり残念なこと多く。

ただ、来季以降タイガースはかなり苦戦を強いられるのは間違いなく、シーズン開幕時に優勝を目標にすることは無いと思います。
仮にAクラスを目標に開幕を迎えたとしたら、自分はちゃんと「Aクラスを諦めない限りは観続ける」ことができるのだろうか、多少不安な面もあります。

とかなんとか考えてたら友人からタイトルの言葉を言われたのでした。

いやまぁ、贔屓チームを応援するってそもそもそういうことやとは思うけどね。