最後ウィニングボールを捕った瞬間の西岡の反応はなかなか泣かせる。
去年、フロント批判の横断幕を広げるファンに「止めてくれ」と言ったら今度は自分が標的にされた。それでも腐らずに頑張ったご褒美やんね。野球の神様はいます。
3位からの日本シリーズ進出は04〜06年のプレーオフ時代も含めて初めてです。

そしてホークスはプレーオフ時代から通算で六度目のポストシーズン敗退。タイガースの三度目なんかまだまだ。


・プレーオフ時代(プレーオフ勝者がリーグ優勝、日本シリーズ出場。2006年は1位チームにアドバンテージ1勝)
2004年 シーズン1位ながらライオンズに敗退しリーグ優勝を逃す
2005年 シーズン1位ながらマリーンズに敗退しリーグ優勝を逃す
2006年 シーズン3位でファイナルステージ進出するもファイターズに敗退。サヨナラ負けした時のマウンド上で泣き崩れる斉藤和巳の姿を覚えているプロ野球ファンは多かろう
・クライマックスシリーズ時代(シーズン1位のリーグ優勝とは別に日本シリーズ出場権を懸けて戦う。2009年より優勝チームにアドバンテージ1勝)
2007年 シーズン3位でファーストステージ敗退
2009年 シーズン3位でファーストステージ敗退
2010年 リーグ優勝、ファイナルステージ初戦落とすも連勝し日本シリーズ出場に王手をかけたがそこから三連敗

今年はこれまでで一番日本シリーズに近付いたんやけどダメでした。
短期決戦勝てないチームは点が取れない。タイガースも然り。タイガースは日曜の試合6点取ったと思われるかもしれませんが、一死三塁で三番四番が凡退して7点目を取れなかったことが結果的に負けに繋がってます。
真の強力打線とは、どんな相手からも点が取れる打線。1985年、超強力打線が売りだったタイガースですが、実はチーム犠打数141で当時のセ・リーグ記録を作ってます。だからあんな投手陣ボロボロのチームでも日本一になれた。「あと1点」が取れるチームだった。もちろん、バント巧くてもランナー返せないってのもある。どっちかではダメ。何処にランナーがいても「走者を進めるバッティング」ができるかどうか。
負けに不思議の負け無し。ノムラの教えです。