05年の日本シリーズ四タテ喰らい以降「短期決戦に弱い」のレッテルを貼られてしまった感のあるタイガース。07年より導入されたCSでもそれを遺憾なく発揮しております。
そんな歴史を振り返り今年こそはと意気込んだりする企画です。


<2007年>
CS導入初年。ペナントレースは8月末まで優勝争いもAクラス争いもない上下共にぶっちぎりの三位だったタイガースでしたが、9月初頭に球児炎の10連投による10連勝で一気に首位に。このまま優勝かと思われたがそこからまさかの9連敗で結局三位で終了。この年は先発投手はおらんわ貧打やわでどうやって三位になったのか今もって不明。やはり岡田は名将か。
・ファーストステージ ナゴヤドーム
10/13(土)●T0-7D
というわけで下さんがエースという何ともな状況で試合に臨むも勝負にならず。
10/14(日)●T3-5D
そして二戦目の先発がこの年ルーキーながら8勝を挙げ新人王となる上園。さすがに荷が重かったか初回に5点取られて事実上終了。3点取ってなんとかスコア上は接戦に見せかけるのが精一杯。

<2008年>
所謂「メークレジェンド」の年。13ゲーム差を引っ繰り返されてジャイアンツに優勝を持って行かれ、CS開幕前に岡田監督が辞任を表明。オリンピック中に腰を故障した粗いさんを筆頭に夏場以降さっぱり打てなくなった打線をそれでも動かさなかった岡田采配に疑問の声が多かった(ダンカン曰く「馬なり野球」は名言)が、辞任を表明して臨むCSで開き直れるかが焦点となった。
・ファーストステージ 京セラドーム(甲子園改修のため)
10/18(土)●T0-2D
結局開き直れず「いつもの面々」で挑んだ打線は川上憲伸の前にやはり沈黙。
10/19(日)○T7-3D
「チェンのストレートを狙い打て」という作戦がビタハマリし初回に5点取ってCS初勝利。しかし二回以降変化球主体に投球パターンを変えられると沈黙。
10/20(月)●T0-2D
吉見と岩田の投げ合いも、最後は代わった球児がウッズに粉砕され終戦。

<2009年>
真弓政権元年。シーズン四位に終わりCS出られず。

<2010年>
というわけでここまでCS1勝4敗とサッパリなタイガースですが、それはさておき、今年のCSは初だらけです。
・初の甲子園
・真弓監督初めてのCS
・TG共にD以外のチームとCSで対戦するのは初めて
・GはファーストステージからCSを戦うのは初めて
後はここに「タイガース初のファイナルステージ進出」を刻めれば言うことなし!