交流戦もあと数試合というとこまで来ましたが、ここまで最も楽しみだったのはカープのマエケンがパのチーム相手に奮闘する様でした。


涌井、岸、成瀬、渡辺俊介、杉内、和田、田中、岩隈、ダルビッシュ・・・パには日本代表クラスの先発投手がゴロゴロいて、交流戦開幕前から「パの方が投手力が圧倒的に上」と言われていましたが、それがそのまま交流戦の順位に直結しているように思います。
対して、セの先発投手陣はどうだろうと見てみると・・・今季の成績では現状、カープの前田健太とジャイアンツの東野(ジャイアンツファンの間ではまだ評価が分かれているようですが・・・)くらい。他の主力投手は勝ったり負けたり勝っても内容はいまいちだったりと精彩を欠いています(必ず7回以上投げているタイガースの久保が偉く見える・・・)。
交流戦前から「基本完投」を続けていたマエケンは交流戦に入ってもそれを続けており、ここまで9回、9回、8回、8回、9回と安定してロングイニングを投げてます。しかもそのうち3試合はダルビッシュ、成瀬といったエース級を相手に渡り合う堂々たるピッチング。そんな様に他球団ファンながらセの意地を見せてくれている気がして、マエケンには頭が下がる想いでいっぱいです。

そんなマエケンですが、ウチの嫁さんには「セのエースと言うにはオーラが足らないんちゃう?」と言われてます。それに自分はこう答えました。「あのブログじゃオーラ出んわなぁ」
同い年のマー君があの若さで『情熱大陸』のかっこいい演出にハマってましたが、マエケンもあれができるくらいになれば、名実共に「セのエース」の称号を手に入れるのかもしれませんね。