某所で話題になってたので、いちおう押井作品好きと自負している自分も改めて押井作品を振り返ってみると。


『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』
「俺は、好きな人を好きでいるために、その人から自由でいたいんだ!!」これだけ覚えてればいいよね?(笑

『機動警察パトレイバー the Movie』
多分一番好きな押井作品。「台風が来たらレイバーが暴走する」、「Sightseeing?」「No,Combat!!」を一体俺達は何歳まで言い続けるのか(笑。『2』と違ってちゃんと全キャラまんべんなく活躍する辺りがポイント。話も圧倒的にこれが一番分かり易い?所謂「押井テイスト」なところは「帆場英一はホンマに死んだのか?」「そもそも帆場英一の狙いは何だったのか?」ってところくらいか?話の上で「今何がどうなってるのか」がハッキリ分かるだけでも珍しい(ぉ。OSとかウィルスとかの話が当時は斬新でしたね。

『機動警察パトレイバー2 the Movie』
後藤さんと南雲さんメインなのでこの二人が好きならまぁそこそこ楽しめると思いますが、如何せん地味。ただまぁ竹中直人演じる荒川はなかなか良かった。でも地味。そもそもミサイル一発でどうしてああいう状況になったのかが未だにちゃんと理解できていない自分が(笑。どっちかつーと下地になったOVAの『二課の一番長い日』の方が好きという人は多いんじゃ?あっちの方が南雲隊長かっこええしね!!(結局そこか(笑)

『GHOST IN THE SHELL』
初めて観た時は原作未読だったのであの世界観に衝撃を受けてそれだけでハマれたのですが、一見では全く話が理解出来ず(笑。それでも理解するまで何回も観られたのは田中敦子ヴォイス萌えの力だったのは否定しない(やっぱり結局そこなのか)。「自分が自分でいるためには思ったよりもたくさんのパーツが必要である」という素子さんの話は、当時人格の99%を「タイガースファン」という要素のみで構成していた自分にとってはなかなか衝撃でしたが、若気の至りですね。まぁ『攻殻機動隊』で一番面白いのは原作がアレな感じになってしまった今となっては、PS版のゲームだと思うんだ。因みにTV版は『2ndGiG』の趣味に走ってるとしか思えないサイトーやパズメインのお話がすげぇと思いますが完全にファンサービスですよね?(笑

『イノセンス』
映画館に観に行って後悔。

『スカイ・クロラ』
原作未読なのでその辺は考慮すべきなのかもしれませんが、とにかく前半の絶望的なまでの眠さは驚異。後半になってようやく世界観やキャラの背景の説明やらが出てきて「ああ、なるほどそういうことやったのね」と面白く感じられたりはするのですがオチにカタルシスが無いので「もう一回観れば前半の眠いところも楽しめるんだろうけど観る気がしない」というジレンマに。まぁこれに関しては押井テイストどうこうより原作通り?