応援の意味も込めて。


＜リード＞
デビュー当初は球児や久保田を変化球主体でリードするなど、なかなか面白いところを見せていたのですが、レギュラーに定着した昨年は多くのファンが「つまらない＝ありきたり＝読まれやすい」という評価に。打者の雰囲気なども感じられるようになれば幅も出てくるのでしょうが。

＜盗塁阻止率＞
阻止率そのものは311と絶望的に悪いわけではないですが、そもそも盗塁阻止は投手のモーションの影響も大きいので、あまり参考にはなりません。数字でポイントとなるのは盗塁を企図された回数で、狩野なんとこれが100以上あるとか。これはちょっと想像を絶する数値です。どれだけ舐められとんねん。狩野の欠点は送球の確実性の無さで、タイミングは間に合っているのに送球が逸れてセーフということが多く、とてももったいないです。

＜守備＞
盗塁阻止とは対照的に、パスボールやなんやは割と少な目(4つ)で、よく頑張っている方だとは思います。

＜打撃＞
262、5HR、35打点。捕手としては充分。また、10盗塁の脚力も魅力。あとは勝負弱さ(得点圏打率202)を何とかしてもらいたいところ。

うーむ、しかし、応援の意味も込めてとか言いつつ、こうして数字を並べてみると、やはりジョーには圧倒的に敵わないね。近年の不調と言われているジョーの成績とやっとこさどっこいどっこいでは勝負にならんわ。頑張れ狩野！！