67勝73敗4分
仙一、岡田に続き真弓監督も初年度は4位で終了。何かの呪い?(笑


CS導入三年目にして遂にCS出場を逃したわけですが、今季の内容ではやむなしかと。一時期は久々の借金20を目の当たりにできるんでないかとすら思われましたが、後半戦そこそこ盛り返してCS争いを盛り上げられたのは良かった・・・と負け惜しみを言う(ぉ。まぁよくジャイアンツと五分の星にしましたよ。最低限の仕事はしたんでないか?それだけにゴンザレスと18勝をジャイアンツに貢いだスワローズをCSに行かせてしまったのはホンマに悔やまれる・・・。
そんなこんなで各選手の哲開幕前成績予想を交えつつ行きましょう、2009年敗戦の弁。

<全体総評>
「Aクラス入りできれば充分」という開幕前予想はある意味当たり、4位で終了。期待していた若手の積極起用はそれなりに見られたが、残念ながら機動力野球はあまり実践されず。真弓采配は前半は初監督にありがちなバタバタ采配が目立ったが、半ばヤケクソ気味だったかもしれない若手の起用がそれなりにハマリ、それが自信を生んだか後半からはバシバシ積極采配をしてなかなか気持ち良かったです。10/8(木)の安藤の先発さえなければね!!!!!

<先発投手編>
総評:
終わってみれば岩田の故障が痛すぎたシーズンだったということに。予想外の能見の覚醒はあったものの躍進を期待された若手の石川や復活を期待された福原や上園やが全く機能せず。そしてシーズン終盤大事な試合で負けまくったエース安藤を諦めるところから来季は始めなければ。来季は岩田・能見・久保・下さんの四本柱という設定でお願いします。いやホンマ・・・。

岩田 稔(26)
予想:6勝
実際:7勝
6月に復帰して16試合で7勝(5敗)は立派。大崩れしないピッチングで能見との二枚看板と言って差し支えない働き。完投もチーム最多の4つで実質のエースは岩田なんでないかとすら思う。

能見 篤史(30)
予想:2勝
実際:13勝
遂に「オープン戦のエース」の汚名を返上。ジャイアンツ戦4勝は立派。来季も継続できれば本物です。期待してます。

久保 康友(29)
予想:8勝
実際:9勝
予想以上の働き。特に前半戦の負け運の嵐を耐え抜いたのは立派で、それが後半の勝ち運に繋がったとも言える。シーズン終盤に安藤ごときにローテを与えたばかりに二桁勝利ならず。

下柳 剛(41)
予想:8勝
実際:8勝
夏場以降調子を落とし、二軍落ちして登板機会が無くなり久々に二桁勝利ならず。下さん不在の中それでもタイガースは粘っていたが・・・。

安藤 優也(32)
予想:15勝
実際:8勝
昨季13勝ながらも「エースと呼ぶにはまだまだ」と更なる躍進を期待した今季でしたが・・・結果は散々。最早エースと呼ばないどころかトレード要員。

福原 忍(33)
予想:10勝
実際:3勝
トレード要員筆頭。つーかなんで10敗もするまで投げさせるの?

石川 俊介(24)
予想:10勝
実際:0勝
昨季終盤のピッチングから今季飛躍が期待されましたが、全くダメで登板すら3試合止まり。二軍では中継ぎにまわっていたようで、果たしてこれからどうするのか。

小嶋 達也(24)
予想:1勝
実際:0勝
登板1試合。能見が覚醒したので小嶋も長い目で見た方が良いのか。

上園 啓史(25)
予想:2勝
実際:0勝
これまた登板1試合。ルーキーイヤーの働きは最早幻か。

金村 暁(33)
予想:0勝
実際:1勝
先発では相変わらずぱっとしなかったものの中継ぎで使ってみたら思いの外ええ投球。しかし来季も戦力と考えるのかは微妙。

杉山 直久(29)
予想:0勝
実際:0勝
これまたトレード要員筆頭。

蕭 一傑(23)
予想:1勝
実際:登板無し
二軍では文句なしの成績でしたが、残念ながら一軍登板機会無し。安藤なんかに(以下略。

ジェン
予想せず
実際:1勝
初登板でそれなりのものを見せてくれたもののその後はぱっとせず。全体的に中途半端な印象なのでどれかひとつ磨いてもらいたいところ。

<リリーフ投手編>
総評:
ジェフの絶不調で前半戦は整備するのに一苦労でしたが、後半は金村暁や筒井の頑張りもありそれなりに纏まった印象。

江草 仁貴(29)
予想:50試合1敗
実際:62試合5敗
ジェフの不調に引っ張られる形で大事な場面での登板が増え、結果敗戦も増えてしまった感じか。GG佐藤とのトレードの噂もあるが、もったいない気がします。もう先発の目は無いの?

渡辺 亮(27)
予想:50試合1敗
実際:46試合0敗
夏場に不調に陥り二軍落ちするも今季もまずまずの働き。そろそろ先発でも試してみてもいいのでは?

スコット・アッチソン(33)
予想:50試合3敗
実際:75試合3敗
申し分なし。使い減りせず、久保田の後任を立派にこなしてくれました。

阿部 健太(25)
予想:30試合1敗
実際:19試合1敗
先発も経験しましたが、開幕前に期待された程の働きは出来ず。

ジェフ・ウィリアムス(37)
予想:50試合2敗
実際:31試合1敗
遂にクビか。他球団が獲ったりするんやろか?貢献度においてはタイガース史上最高の助っ人。引退するなら引退試合とかしてあげるべき。

藤川 球児(29)
予想:60試合2敗
実際:49試合3敗
前半戦はどうなることかと思いましたが、後半は復調。しかし今季はあまり球児を使えなかったことこそ残念なことです。

藤田 太陽(30)
予想:10試合0敗
実際:2試合0敗→ライオンズへトレード
トレード先ではそこそこ働いていたようですが。頑張れ。

金村 大裕(26)
予想:10試合0敗
実際:1試合0敗
なかなか出番をやれませんな。

久保田 智之(28)
予想:30試合1敗
実際:1試合1敗
まさかの先発で1試合登板したのみでシーズン終了。二軍でもそんなに悪くは無かったようですが、何故?

筒井 和也(28)
予想せず
実際:45試合2敗
なんとなく使ってみたらそれなりに働いた印象。しかし気紛れ采配で二度先発させられて二度共粉砕されたのは泣けた。特に今季のカープ打線にボコられた後のジャイアンツ戦での先発は只の公開処刑だった。このまま左の中継ぎとして育てるのか、トレード要員として使うのかは考えどころか。

桟原 将司(27)
予想せず
実際:15試合1敗
遂にプロ入り連続無敗記録が途絶える。くらいしか話題が無いのが悲しすぎる。トレード要員か?

西村 憲(23)
予想せず
実際:6試合0敗
それなりのものは見せてくれた。二年目以降に期待。

鶴 直人(22)
予想せず
実際:1試合0敗
そろそろ出てこんもんか。

<野手編>
総評:
開幕前に抱いた感想通り、昨季終盤の得点力の無さを終始引きずったままのシーズンでした。来季は補強はもちろん、四番金本も含めての大幅な打線の組み替えも必要ではないでしょうか。

*打率-本塁打-打点-盗塁

平野 恵一(30)
予想:267-2-22-14
実際:270-0-18-3
赤星の後釜筆頭だが、3盗塁て・・・。これでは赤星の代わりは到底無理。

関本 健太郎(31)
予想:304-10-72-4
実際:271-3-44-3
故障もあって昨季程働けず。出直し。

鳥谷 敬(28)
予想:302-16-85-10
実際:288-20-75-7
まさかの20発越え。しかし相変わらず盗塁が物足りない。後半盛り返したのであまり言いたくないが前半の絶不調がスタートダッシュ失敗の要因だったのは明白。そういう点では戦犯。

桜井 広大(26)
予想:254-10-28-1
実際:302-12-42-2
ようやく来たか?来季は思い切って四番とかどうよ?

金本 知憲(41)
予想:304-26-102-1
実際:261-21-91-8
最終戦7回表二死満塁初球ファールフライで終了は観ていて痛々しかった。そろそろ五番か六番で楽させてあげてください。

新井 貴浩(32)
予想:288-30-90-5
実際:260-15-82-4
今季も結局A級戦犯。巧いとすら言える一塁守備に比べて三塁のザルっぷりも観ていて泣ける。

クレイグ・ブラゼル(29)
予想せず
実際:291-16-49-0
開幕からいればもう少しチーム状態は違ったハズ。ホンマにメンチを連れてきた(略。

狩野 恵輔(27)
予想:266-1-15-1
実際:262-5-35-10
まずまずの働きだったでしょうか。来季も頑張れ。

赤星 憲広(33)
予想:308-1-30-42
実際:263-0-8-31
故障との戦いが相変わらず続く。来季からは楽させてやろう。

ケビン・メンチ(31)
予想:255-21-43-1
実際:148-0-2-1
後から連れてきたブラゼルの働きを見ると、メンチを連れてきた人は責任取らないとあかんと思うが。

林 威助(りん・うぇいつぅ)(30)
予想:274-14-37-1
実際:208-3-11-1
全くダメ。もう一年見てみて考えるのか、トレード要員としてしまうのか。難しいところ。

矢野 輝弘(41)
予想:250-2-25-0
実際:307-2-8-1
やはり精神的支柱としての存在は大きいのか、思えば矢野が復帰してからタイガースの復活が始まり、矢野が再び故障してタイガースは終戦を迎えた。まだまだやれる。

岡崎 太一(26)
予想:198-0-9-1
実際:357-0-1-0
思ったより使われず(14試合)。それだけ狩野が頑張ったということか。

清水 誉(25)
予想:矢野が帰ってくるまでか?
実際:176-0-0-0
岡崎より多めの20試合起用。捕手能力は評判通りのモノを見せてくれたが。

今岡 誠(35)
予想:200-4-15-1
実際:133-0-2-0
遂にクビ。歴史がまたひとつ終わる。岡田オリックス、どうですか?

藤本 敦士(32)
予想:271-1-8-6
実際:219-0-1-0
秀太が引退。次は・・・。

葛城 育郎(32)
予想:261-1-14-1
実際:250-2-13-0
予想通り、イクローへの神通力を真弓監督が持っていなかったということで。

桧山 進次郎(40)
予想:278-1-15-0
実際:225-1-9-0
積極性が無くなった。神様と呼ばれていた頃は初球からバンバン行ってたけどね。

浅井 良(30)
予想:250-1-6-1
実際:313-4-13-3
打撃はもちろん、守備・走塁でもなかなかのものを見せてくれた。何故もっと早くに捕手を諦められなかったのか(笑

坂 克彦(24)
予想:221-1-3-5
実際:000-0-0-0
開幕一軍を掴んだものの出場5試合に終わる。大和の台頭に出番を奪われた格好。

高橋 光信(34)
予想:266-2-10-0
実際:244-1-10-0
右の代打の切札。今季も十二分に働いてくれました。

アーロム・バルディリス(ひろし)(26)
予想:244-4-12-1
実際:103-1-1-0
新井三塁コンバートの影響をモロに受けほとんど出番無し。二軍では首位打者を獲るなど成績を残しているようですが、使う場所が無いということで解雇の模様。

大和(21)
予想:出番あるか?
実際:177-0-1-3
背番号と同じ66試合に出場。まだまだ打撃が非力だが守備は噂通りめちゃ巧かった。代走・守備固めのスペシャリストとして育てていくのか、スタメンを目指して打撃力アップを狙うのか。育成方針が問われる。

庄田 隆弘(30)
予想:出番あるか?
実際:000-0-0-0
広大覚醒により出番無し。ええ選手やが貰い手も無いか?

野原 祐也(24)
予想せず
実際:266-0-0-0
育成枠から選手登録。いろんなポジションを守れてかつ脚も速いしええ選手やとは思うがもう少し「これ」というアピールポイントが欲しい。育成枠上がりで全般的に中途半端ではあまり意味が無い。

水田 圭介(29)
予想せず
実際:000-0-0-2
太陽とのトレードでシーズン中に移籍。ほとんどプレーを観ていないので全く分からない(笑。脚も速いし守備も巧いらしいがトレードしてまで獲得する必要がある戦力だったのかは微妙。

柴田 講平(23)
予想せず
実際:000-0-0-0
ルーキーながら二軍ではそれなりの数字を残したようで、期待は持てる。平野がこのまま全く盗塁できない選手で行くのなら、柴田を赤星の後継として育てる方が良いと思う。

藤原 通(30)
予想せず
実際:000-0-0-0
引退して二軍用具係に。まぁ元々プロに入ったのが(略。