2009年、新潟。
13年ぶりに現れたプロ野球チーム、広島東洋カープ。
これを迎え撃つべく新潟市はエコスタジアム新潟を建設。
特務機関阪神球団はタイガースを派遣し、同球場にてカープを迎撃した。


7月7日。
第一次防衛戦。
1-8。相変わらずの貧打に加え5失策と守備も散々。
このままでは全くかなわないと判断したタイガースは、葛城三番に全てを託す。

7月8日。
第二次防衛戦。

阪神タイガース司令・真弓アキノブ「葛城、君に任せる」
同三番打者・葛城イクロー「ありがとうございます」

葛城は期待に応え、初回に先制タイムリーを放つ。
しかし、その後が続かない。見るに見かねた男が、遂に叫んだ。

桧山シンジロー「僕を、僕を使ってください!!僕は、阪神タイガースの元四番で二代目代打の神様、桧山シンジローです!!」

9回裏二死、桧山シンジロー出撃。
結果、遊飛。試合終了。1-3でタイガースは連敗した。

阪神タイガース副司令・岡ヨシアキ「シンジローではタイガースは覚醒しないか」
同司令・真弓アキノブ「やはりシンジが必要か」
岡ヨシアキ「小宮山シンジはこないだ二軍に落としたばかりだ。使えんぞ。第一、捕手は狩野と清水で十分だろう。どうせ矢野が帰ってくるまでの繋ぎなんだ」
狩野ケイスケ「いやんな感じぃ〜」

次回予告
35年ぶりに新潟を訪れたタイガース。
しかしそこで見せつけられたのは、三番葛城という付け焼き刃采配。
それについて書こうと思ったら何故かこんな内容に。
マコト(今岡)も二軍で使えないしそもそもケンスケとケイスケを強引に誤魔化してるやんと自分ツッコミしつつ、再び借金10に到達したタイガースの行く末は?
次回、新世紀阪神タイガース:窮
さーて、次回も、サービスサービスぅ(相手球団に)。