15勝20敗1分で借金5。スワローズとカープの出来次第では今季Bクラスも覚悟はしていたので、この現状は納得と言えましょう。とは言いながらも、4月はチーム状態が悪い中5割をキープ出来たので「ひょっとすると」感を持ってしまっていたのも事実。それが5月に入って13試合中2点以上取った試合が5試合しか無いという打線の体たらくっぷりが炸裂し一気に借金5に。でもこれでも得点はリーグ2位なんですよ奥さん!(笑
そんなこんなで交流戦前総括です。


投手陣。先発から。開幕ローテから外れたのは石川だけで、他の5名は残存中。代わったジェンや小嶋もまずまずの内容で、全体的に合格と言っていい出来かと。打線の援護が無く勝ち星が伸びていないのが気の毒。しかし長年リリーフ陣におんぶにだっこだった先発陣が頑張っているのは今後に活きることでしょう(ただし去年の今頃も先発陣はそこそこ頑張っていた点は忘れないようにしないといけないところ)。逆にリリーフ陣は正直なところ、近年程の安定感が感じられないものの、近年が出来過ぎだったのは明白で、こんなもんなのではというところか。久保田が背負ってくれていた負の部分が拡散したのかもしれんけどね(笑。ジェフとアッチソンがいまいちなので好調の渡辺と江草との配置をどう考えるかが今後の課題か。
野手陣。チャンスでも点が入らなそう感をここまで味わうのは久しぶり。昨季終盤でももう少しマシだったんじゃないか?全ての原因は新井の起用で解決すると思われた「金本の後ろ」すなわち5番問題が継続中であることか。カープ時代も含めてあそこまで外角スライダーにくるくる回る新井を観るのは初めてな気がします。何処のハズレ外国人なのか。3番トリーも相変わらず殻を破れていない感じで、ホームランは出ているものの安定感に欠け、3番の役目を果たしているとは言い難い。4月鬼神の活躍を見せた金本も5月に入りさすがにお疲れモードに。かくしてクリーンナップが全く仕事ができず5月の得点力不足の原因となっているわけですが。懸案のライトはメンチが二度目の降格でさすがにもうさようなら感が。広大が好調なので当面は広大で行き、うぇいつーの復調も待ちたいところか。赤星・関本・藤本・平野らはそれなりにやっている印象。平野は未だ盗塁0なのが泣けるが。関本は2番で起用するとやはりこじんまりした芸風になってしまうのがもったいない気はするが・・・関本の打順は5番新井を何処で一度諦めるかという話に繋がると思うので難しいところか。矢野の代役の狩野はリードがつまらない(笑。打撃は相変わらずそこそこだが、個人的には岡崎の方が面白いかなぁ。清水は捕手能力の高さは認めるが岡崎よりも打てなさそうなので厳しい。

とにもかくにも打線が復調しない限りAクラス入りすら無理。得点力の無いチームの試合を観るのは精神的にかなり厳しいものがあり。暗黒時代に「初回サヨナラ負け(初回に失点したらもう追い付けない)」と言っていた頃を思い出す程の貧打なので何とかしてください。送りバントが意味を成さないのは観てて辛い。