かつて、和田豊がいる限り、阪神タイガースがどれだけダメでも、応援し続けようと思っていた時期があった。
そして今。彼の背番号6を受け継いだ(1人いらん外国人選手が挟まってた気がするが(笑)アニキ金本がいる限り、阪神タイガースがどれだけダメでも、応援し続けようと思う。


今季のタイガースは相当に苦戦を強いられることになるだろう。ジャイアンツには手も足も出ないかもしれない。今日の試合もスコア以上の力量差を感じた。
アベシンがいなくてもジャイアンツには鶴岡がいる。昨季も岩田がホームラン打たれたけど、今日は速球を巧く巻き込んでホームラン→変化球を拾ってホームランとお見事な内容。ドームランでも無かったし、これでアベシンを心置きなくコンバートできるんじゃないか?
一方、こちら矢野がいない間を頑張らなければならない狩野も、人工芝バッティング(人工芝の堅さを利用してボールを跳ねさせてヒットにする)で同点タイムリーを放つなど頑張ったが、鶴岡には及ばなかった。

昨季のジャイアンツとタイガースの差は、控え選手の層の厚さから生じた。今季も初戦からその事実を見せ付けられた形だ。一方、主力選手がごっそり抜けたドラゴンズも、しっかりと若手を育成し、現在のところ快調なスタートを切っている。いつまでも40歳トリオにおんぶにだっこのタイガースでは、この2チームに勝てる気がしない。

しかし、タイガースの若手も皆いいものを持っているのは間違いない。今季は育成の年と割り切って、見守っていきたいと思う。