スモールベースボールを実践できたのが韓国だった、というのが結論か。


両投手共に甘い球も多くそんなによくは無かった印象だが、ダルビッシュがボール先行だったのに対し、ボン・チュングンはそれでもストライク先行していたところが大きな差だったか。結果論で言えば「初回で決まった」ということになり、1番打者の好不調差がそのまま初回に出てしまったとも言えるのかもしれない。
同じ投手に何度もやられるのはその程度のチームとも言える(そういうチームは優勝できない。昨年のタイガースが好例)。初回にリードを奪われたとは言え、まだ3点差。スモールベースボールで返せない点差では無かったハズだ。無策に強攻を繰り返し併殺と残塁の山を築いているようではそれこそ昨年夏場以降のタイガース打線と変わらない。そのタイガースを破ったジャイアンツを率いている人間が何人か代表の首脳陣にはいるハズなのだが。伊原コーチとラミレス抜きではどうにもならんか。初回の守備と盗塁は本当に素晴らしかった韓国との差を感じた。負けた時はいつもそんなことを言っている気がする。横綱相撲をしようとして負けると無惨になることは岡田タイガースが何度も示してきたが、それを代表チームに見せ付けられるとは、本当に残念でならない。そろそろ自分達は横綱ではないことに気付くべきだ。ダルビッシュは「不運な打球が続いた」と言ったが、いい当たりは正面になり、しょぼい当たりでも抜けていくのには必ず原因がある。それも昨年のタイガースが何度も示したことだ。

ロクにストライクが入らず余計な失点を与えた岩田はやはりあの立ち上がりの悪さでは中継ぎは無理ということでしょうか。ええ経験になっとるといいが。