2003年、それでも伊良部にこだわって3勝4敗で日本一を逃す。そしてあっという間に過ぎ去った2年で星野タイガースは終焉。試合後いろんな想いが込み上げてきて泣く。
2005年、史上最強と言われた阪神タイガースは、日本シリーズで千葉ロッテマリーンズに4タテを喰らい一度も勝つことなく日本シリーズ敗退。当時自分も職場でそれまでの頑張りが全否定されたかのような仕打ちを受けていていろんな想いが込み上げてきて泣く。
2008年、ここに来て伝統の一戦直接対決で7連敗するという阪神タイガースの対応力の無さに「ああこれじゃどうせCSも日本シリーズもアジアシリーズも勝てへんわ」と想い情けなくて涙が出てくる。


20世紀末、秋風吹きすさぶスッカラカンの甲子園(当時のタイガースは夏の甲子園が終わると観客動員数が極端に減った)で、淡々と負けていく阪神タイガースに「この人達は何が楽しくてこの仕事やってんねやろ」と想い涙を流していた俺よ。「せめて5割でもいいから勝てたら楽しいのかなぁ」と思っていた俺よ。他球団ファンから「2位と優勝には大きな壁がある」と言われてもピンと来なかった俺よ。

貯金20を越える程に強くなっても、140試合首位をキープする程に強くなっても、淡々と負けていく阪神タイガースに涙する日が来たよ。

これは、幸せなことなのかな?