井川がまたまたマイナー降格。


中継ぎとしての残留の目もあったらしいですが、先発にこだわってそれを断ったそうで。それ自体はええことやと思いますが。

阪神タイガースのエースとして日本球界で輝かしい成績を残した井川。しかし、2003年に20勝した後のシーズンは、数字上は十分なものであったものの、内容は決して周囲を満足させるものではなかった。これでメジャーに通用するのか、という疑問を持っていた人は少なくないと思う。そして、その疑問の通り、全く通用しない現状が続いてしまっている。今季は5年契約の2年目となるものの、既に29歳。今季もこのままだと、来季の契約は果たしてどうなるのか。持ち前のスタミナはメジャー向きだし、速球のキレやチェンジアップの浮きを修正できれば間違いなく通用するとは思うのですが。

もし、このまま井川がメジャーで通用せず、しかも日本に帰ってこない場合、井川のメジャー移籍は日本球界が井川という選手を失っただけで終わってしまう。それはハッキリ言って悲劇でしかないだろう。

あ、でもよう考えたら、井川マネーでタイガースはキレーなクラブハウスを建設したんだよな。そのおかげで選手が育ってると思えば、意味はあったんだな(笑