フランス王妃となったマリーは早くもワガママ放題の片鱗を見せ始めていた。
あっという間に貴族達の反感を買い始め、マリーと交友を深めるフェルゼンの身を案じたオスカルは、フェルゼンに帰国することを勧める。
一方、ド・ゲメネ伯が盗みを働いた子供を撃ち殺すところに出くわしたオスカルは、「何が貴族だ、何が公爵だ!こんな酷い事が許されていいのか!」と怒りを露わにする。

物語の1/4が終わり、いよいよフランス革命への序章として、マリーのワガママ放題と孤独を描くようになっていくんだと思いますが、そんな中、マリーに絶対の忠誠を尽くし、祖国フランスを愛し、己の正義を貫くオスカルはやはりかっこいいと思うわけです。