現在、スカパーの特典で二週間いろんなチャンネル観られるんですが、中でもシネフィルWOWOW、日本映画専門チャンネル、AXNミステリーを良く観てます、というか点けてます。


特にAXNミステリーはコロンボとグラナダホームズ(ジェレミー・ブレッドホームズ)を数本連続で放送とかやっててもう一日中点けっぱなしでもいいレベル(笑。

今月は時代劇ミステリー特集をやってるんですが、半七捕物帳が面白かった。そうかこういうのって確かにミステリー作品やなぁ。目の付け所が素晴らしい。などと思っていたらそもそも半七捕物帳は日本ミステリー作品史上避けては通れない程の傑作だったようで。まだまだ知らないことだらけ。あと主演の尾上菊五郎の若い頃が菊之助そっくり(見分けがつかないレベル)で驚いた。

コロンボは初期シリーズが好きでおじいちゃんになってからのやつはあんまり観てなかったんですが観てみると面白かった(『犯罪警報』『影なき殺人者』『殺意の斬れ味』辺りを観た)。

で。今回書きたかったことがここからなんですが。
ホームズなんですがね。やっぱりグラナダ版は最高やで。何回観ても面白いで・・・ということではなくですね。
金曜ロードショーで『ミス・シャーロック』をやっていたので味見したんですが。
ミステリーとしては面白そうではあったんですが、自分が「ホームズカバーモノ」「ホームズリメイクモノ」で気になるパターンが踏襲されてたのが本作でも気になりまして。
自分がいつも気になってしまうのは
・ホームズがエキセントリック過ぎる
・ホームズとワトソンの関係性が微妙(だいたい出会いから描くので↑に起因するものだと思われる)
という点なんですよね。
もっと原典っぽく
・ホームズは基本的にはジェントルマン(事件への興味が強過ぎるだけ)
・ホームズとワトソンは付き合ってんのかというレベルで仲が良い(初代『スタートレック』の三人組レベル)
で描いていいと思うんすけどね。

『シャーロック・ホームズ』って推理ミステリーとしてどうこうはもちろんなんですが、やっぱり二人のキャラクターあっての作品やと思うので。
そこが大きく原典と違うと「そもそもなんでホームズの名を冠してるんでしたっけ?」って思ってしまうま。