連載12年単行本30巻。
自分は2009年秋開始のアニメで存在を知ったので9年弱のお付き合いでした。


Production I.Gが少女漫画をアニメ化するというのでほとんど冷やかしのような気持ちで観たんですけれども、1話の衝撃たるやすさまじく、未だによく観返します。当時の日記を読むと1話の素晴らしさを何度か書いていて、それくらいお気に入りエピソードなんですね。原作とアニメではラストの風早君のセリフの順番がやや違いまして、アニメの方がよりこのエピソードの凄味を味わえて好きなのですが、それはさておき。

とにもかくにも完結して良かった。
大好きな作品だからこそ正直に書くと、もうここ数年はただただ惰性で単行本を買っていました。
二人が付き合いだしてからしばらくはなかなか面白くて、二人の話が一旦落ち着いてからも周りのキャラの話はなかなか面白かったんですけれども、大学受験へ向けていよいよラストスパート・・・ってなってからかなり長く感じました・・・。
まぁでも最終巻のくるみちゃんの風早君と爽子ちゃんやあやねちゃんやちづちゃんへの想いや皆のお別れはやっぱりぐっと来たし、ずっとこの漫画を買って、読んできて良かったと思えた。

素晴らしい作品をありがとうございました。