終わりましたね。


展開上致し方ないところではありますが、33話「嫌われ政次の一生」がピークでしたね。あそこはボロボロ泣いた。
あとはまぁ36話「井伊家最後の日」47話「決戦は高天神」の雪の字もステキでしたけどね。
終盤は海老蔵の信長の魔王感を楽しむために観ていたと言っても過言ではないレベルで信長好きでした。
今まであの感じで信長演じた人いなかったと思うんですけど、確かに第三者から見ると信長ってこういうイメージやったハズと思わせる力がありました。魔王様こえぇ。

全般的に、乏しい歴史資料や通説や俗説やを巧く使って、あのちっこい規模の話でよく一年間もたせたなぁという印象。脚本の森下さんは朝ドラ『ごちそうさん』で大好きになった脚本家の方ですが、今回もいろいろと楽しませていただきました。
本能寺を一歩踏み込んだ展開にしたのも素晴らしかった。
大河ドラマはもっとこういうのがあってもええと思う。
主人公を出しゃばらせるだけがアレンジじゃないですよね。

と持ち上げといてアレですが、やっぱ徳川方って基本悪役なので、やっぱ難しいというか、この後、去年の『真田丸』の内野聖陽とか『官兵衛』の寺尾聰とか『天地人』の松方弘樹みたいになるんでしょ?とか思うとなぁ(笑。