敢えてやってなかったが・・・。
各作品毎にプリキュアの歴史的なポイントを書こうと思ったら結局こうなってしまったやってしまった。


13『ハピプリ』
トピック:
・10周年記念作品でOPに歴代プリキュアが表れて挨拶するというのが特徴的。
・プリキュアが別フォームに変身する「変わルンルン」システム登場。やや形態は違いますが次の『Goプリ』『まほプリ』でもフォームチェンジは引き継がれました。
・世界中にいろんなプリキュアがいる。
・プリキュアは恋愛禁止。
個人的感想:
いろいろと設定や試み自体は面白かったんですが、なんというかまぁ・・・どのキャラも自分には合いませんでした。いおなちゃんの恋愛回とか良かったんですけどねぇ。

12『スマプリ』
トピック:
・おバカ展開にとことんこだわった作品。
・学校行事はほぼナメたのも実は珍しい。5人全員同じクラスなのがこれを実現できた理由だ!?
個人的感想:
話が何と言うかねぇ。キャラも合わなかったんですよね。

11『ハトプリ』
・最初は二人だけのため、部活や学校イベントも非プリキュアキャラの出番も多め、と初代に近い雰囲気の作品となりました。
・他人の日常生活の問題がプリキュア達の問題とリンクするというフォーマットはシリーズ唯一。
・初の高校生プリキュア登場。
個人的感想:
世間的には記録的人気作なんですが、自分はメイン二人のキャラが合わなかったため微妙。ムーンライト回はどれも良かったんですけどねぇ。

10『GOGO』
・最後の2年目作品。
個人的感想:
『5』の続編。せっかくの2年目でしたがまさかのサザエさん時空で話の構成が苦しくなりました。以後2年目を作る可能性を潰してしまった作品なのかも。黒歴史度では随一。

9『スイプリ』
・序盤は二人の絆をメインに初代へのリスペクトが感じられる構成に。
・『フレプリ』以来の「敵キャラがプリキュアになる」を実現。
・初の小学生プリキュア登場。
個人的感想:
OPの疾走感も素晴らしく序盤はシリーズ最高傑作なんじゃねぇかという勢いでハマってたんですが、途中投入のキャラが合流してからメイン二人の絆が薄くなってしまったり恋愛要素も薄れていったりで一気にトーンダウン。

8『ドキプリ』
・主人公がオールラウンダーなのはオンリーワン。
・プリキュア勢全員がエリートという「普通の女の子が変身してスーパーヒロインに」というシリーズのコンセプトを覆した異色作。
個人的感想:
それまで初代しか観ていなかったのにプリキュアシリーズ全制覇開始のきっかけとなった作品。皆エリートにも関わらずキャラがどれも魅力的でした。がこれも後半は失速気味。日常が観たいのであって修行とかあまりどうでもいい。

暫定7『まほプリ』
・異世界と現世の二人組
・プリキュアの力以外に魔法が存在
・妖精じゃないマスコット(未だ正体不明)
個人的感想:
モフルンとの別れは来るのか、リコとの別れは来るのか。ここが最終的にお気に入りになるかの境目。楽しみにしています。

6『SS』
・初代をベースに綿密に考えられたに違いないバージョンアップ具合が素晴らしい作品。
・舞の「別に独りで生きてくことに抵抗は無いが咲と一緒に社会に溶け込んでいくことにも抵抗は無い」というキャラ付けは今のところオンリーワン。
・敵キャラが味方になるパターンの元祖はここから。
・次回予告の決め台詞はこのシリーズからの模様。
個人的感想:
ここから順位が難しい。
『SS』は敵キャラの魅力で言うとトップクラスの出来。
話の出来具合とか『初代』『MH』から着実にバージョンアップされてる。
二年目が無かったのが惜しいくらいいろいろ仕込まれていて、最終回のダイジェストの内容を是非一年かけてやってほしかった(あーでも二年目にあの二人が追加されると思うと微妙なのかもしれんw)。

5『Goプリ』
・シリーズ初の全寮制を筆頭に新要素満載。
・主人公が中一(歴代主人公は中二、続編でひとつ歳を取った『MH』のみ中三)。
・先輩と師弟関係になる(いつからかこの辺の描写薄くなりましたが)。
・主人公以外の物語の最終回を2回に分ける。
・プリキュアより夢を選択(一部大人の事情アリ)。
個人的感想:
きららちゃんのステキさに毎週メロメロ。あの生き様がステキ。なので例の回ではできればモデル業を取ってほしかった。まぁそこからやっぱりモデル業を取る様はさすがのきららちゃんでもあったわけですが。
きららちゃんのことしか書いてないがしょうがない。

4『フレプリ』
・プリキュア勢が皆違う学校というのはオンリーワン設定。
・初の「敵がプリキュアになる」パターンを実現した作品。
・話の内容や設定が全体的に普段より上の対象年齢を狙っている感。
個人的感想:
誤解を恐れずに言えば「そこまで好きなキャラがいないのに話はめちゃくちゃ面白かった」作品で、ある意味「一番面白かった」シリーズかもしれない。
せっちゃんが仲間になる辺りや仲間になってからの葛藤や話の作りこみに妥協が無い。
ラビリンスの設定とかもなかなか深い。
ラブの家が多分歴代随一の「一般家庭」なのも話を面白くする要素になっていました。
名作。

3『5』
・前作『SS』が商業的にはイマイチだったため大きなテコ入れが行われた作品。
・プリキュアが5人の大所帯に。
・作品全体に中学生としてもプリキュアとしても一貫した「夢に向かうこと」というテーマ。
・日常生活とプリキュア活動がリンクする、後に続いていくフォーマットを作った作品。
・三学年に跨るメンバー構成だったせいか、修学旅行や体育祭などなどの学校イベントはほぼ描かれず。
・五人組だが三年生コンビと一二年生トリオで分かれているのが肝。
・王子達との恋模様。
・伝説の23話。
個人的感想:
各5人が自らの夢とプリキュアとしての使命を共に達成していく過程が巧くリンクして作られているのと、恋愛要素も巧く入っていて全体的なお話のバランスでは随一の出来と思います。
惜しむらくは学校イベントがあまり描かれなかった点で、多少強引でも三学年一緒のところへ修学旅行に行くとかしても良かったんじゃないでしょうか(笑。

2『MH』
・初代の続編。今のところ本当の意味での「2年目」を描いた唯一の作品。
・追加キャラのひかりがたいして強くないおかげで元の二人のバランスを崩さずにいれたのは発明。
・中三になって部長になった二人には新たな試練が日々待ち受ける。
・ひかりがアカネさんを洗脳したおかげでアカネさんの出番も自然増。
・高校生になってさらに男前になった藤P先輩へのなぎさの想いも見逃せませんな!
個人的感想:
二年目と言う概念を味わえる唯一の作品であり、最高学年となったなぎさとほのかの成長を観られる点が素晴らしい。
非プリキュアキャラ達の物語もそれなりに描かれ、なぎさとほのかだけでなくその周りの人々の日々が垣間見られることでなぎさとほのかのキャラが更に際立つ構図。
追加キャラのひかりが黄門様よりも戦闘能力が低いポジションかつキャラ的に前に前にという感じではないため引き続きなぎさほのかをメインで観られる点も後のシリーズのいくつかでは見習ってもらいたいなぁと思う点。

1『初代』
・シリーズの原点・・・と言いたいところですが今となっては何かと新鮮な内容が多い。
・非プリキュアキャラの出番が多く学校生活ではあまり二人は絡まない。
・プリキュア活動よりも日常生活が大事、というスタンスも今となっては・・・。
・敵との恋愛要素は後はあまり無いのが残念。
・伝説の8話。
個人的感想:
基本的には『MH』と同じなんですけれども、やはり8話の存在がデカイというかこの回が無かったらプリキュアを観続けることも無かったかもしれないので。
EDの歌詞「地球のため みんなのため それもいいけど忘れちゃいけないこと あるんじゃないの?」を体現する内容が好き。もうこれに尽きます。
それと各人の関係が妙にリアルなのがいいんですよね。例えばなぎさは基本的には同じラクロス部の莉奈と志穂とつるんでいることが多くて、だいたい部活が終わって帰りにタコカフェ寄ってほのかと二人の時間を過ごす、みたいなのがデフォだったり。
後のシリーズではプリキュアの人数が増えるためあまり脇役を出せなくなってしまったのが残念な点ではあります。