読了。


オシムさんのこれまでの人生とか読んでるとホンマにすげぇ人なんやなって思います。

パルチザンの監督辞任からユーゴ代表辞任までの流れのところと、エピローグのジェフのナビスコカップ優勝のところは泣きながら読みました。
単純に「すげぇ」と思える。

サッカーが好きで、周囲の人のことが好きで、ファンを愛している彼だからこそ、あの困難な状況を乗り越えられたのだと思います。

オシムさんは、川淵キャプテンを筆頭とする日本サッカー協会並びにスポンサーやマスコミの圧力なんかに負けないやろな、と思います。
その為には、ファンの力は必須ですが。

その業界を支えるのは、変えていくのは、業界当事者達だけでなく、それを取り巻く人々全て、日本サッカーであれば選手や監督だけでなく、JFA、各クラブチーム、サポーター、スポンサー、マスコミが一体となって遂行していかなければならないのだという考え方。
こういう考え方を持てない人間のなんと多いことか。
既得権益なんざクソ喰らえです。

そういえば、「ノムさんとオシムさんは何だか似ている気がする」という話でこないだノラキャッツのなっちーと意気投合してたんですが、オシムさんはノムさんと違って卑屈になるようなことはない気がしてきたので、その辺は仙一ぽいかもしれない、というタイガースファン的分析(笑。