年末の呑み会で「プリキュアシリーズはその年の作品が自分に合うかどうかで年単位のブランクができてしまう」という話があって「なるほどなぁ」と思ってからいろいろと考えてみたこと。


自分は長年、所謂『初代(MH込み)』しかちゃんと観たことがなくて、それ以降は「一話だけ観る」という謎の習慣を続けていたのですが、去年『ドキプリ』は継続視聴することに決め、更に嫁さんがMXでやってた『5』をたまたま観てお気に入り、その影響で自分もハマり、更にそこから他のシリーズもチェックするように・・・という流れで気が付けば『初代』『MH』『5』『ハトプリ』『スマプリ』『ドキプリ』の5代6シリーズを視聴しているということになりました(残るは『SS』『GoGo』『フレプリ』『スイプリ』・・・MXさん、BS11さん、待ってます!(笑)。
でまぁ現時点で既にというかやはりというかシリーズ間でのお気に入り度に差があり。その辺の理由を各シリーズへの自分の想いなどから分析してみたのですが。

『初代』『MH』
一番のお気に入り。
・日常、学校生活の描かれ方が好き
・上記のおかげで日常(中学生の日常)と非日常(プリキュアとして悪と戦う)の行ったり来たりをじっくり味わえる
・なぎささんの藤P先輩への憧れっぷりにメロメロ

『5』
完成度ではNo.1と思う。
・中学生としてもプリキュアとしても一貫したテーマ「夢に向かうこと」が描かれている
・しかもそれが年間通じて徐々に達成されていく
・王子達との恋模様

『ハトプリ』
世の人気はかなりのものみたいですが私的にはフツー。
・ゲストキャラが抱えている問題をプリキュア達が抱えている問題に重ねたりとかは面白いとは思う
・が、キャラに感情移入できない・・・(これが致命的)
・もっとコッペ様出せ

『スマプリ』
バカバカしさを楽しむという点ではピカ一。
・学校行事、年中行事をナメて行くのは面白い
・基本的に悪人がいない世界だよね
・普段お馬鹿なのでシリアス展開はむず痒くなる

『ドキプリ』
当初目新しいと思って継続視聴したのですが。そのおかげで他のシリーズも観てみようとなったのでその点では偉大な作品
・主人公が全てにおいて超優秀なのが自分が観てきたプリキュアでは唯一で興味を持った点
・ただ本作のプリキュア勢は皆スペック高いので全体的に浮世離れしてる感
・そのせいか日常描写が薄かった印象。もうちょい描いて欲しかった。特にまこぴー

以上の通りで自分はプリキュアシリーズには「日常」と「恋模様」を求めている模様。あとは根本的なところで感情移入できないのが厳しいのは当たり前。感情移入できるかどうかのラインはなかなか難しいところ。根本的キャラの問題でどうにもならないこともあるので。
2月から始まる最新作『ハピネスチャージ~』は『5』と『ハトプリ』の人のタッグっつーことでどう出るか。恋模様が描かれるらしいのでそこは期待していますが。